毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「都構想、なぜ大阪市民が賛成するのか」No.3993

2020-10-27 23:20:47 | 反戦平和

「気いつけや~(共通語:気をつけて)大阪市民の皆さん!」

といくら言っても維新になびく多くの大阪市民の有様は、

どんなに阪神タイガースが体たらくでも

どんなに他の球団がすぐれたプレイをしても

「タイガースLOVE」のトランス状態である

タイガースファンのように、

なぜか「維新LOVE」のスイッチが入ってしまっており、

他の政治主張を聞く耳がなくなっていると

ずっと以前のブログに書いたのですが、

この間の世界の様子を見ていて、

(ひょっとして、大阪市民は世界の反知性の先駆け?)

とその先進性(?)に思い至りました。

11月1日の住民投票で、

「大阪市廃止・特別区設置」(これが住民投票の正式名称)

が賛成多数になれば文字通り大阪市は潰れ去り、

間違っても「大阪都」になることはありません。

正確には「大阪区」に格下げされてしまいます。

それでも、「都構想についてあんまり分からない」

と言う多数の人たちは、維新の言うことを信じて

賛成票を投ずるのでしょう。

「腐ってもタイガース」の思い入れ方が

維新に対しても全く同様に発揮される可能性が

非常にあることを危惧しています。

今年1月まで大阪市民だった一人として……。

 

ちなみに、

大阪市が区に分割された場合、

行政コストが218億円増すという試算がはじき出されています。

それでもなんでもとにかくいやがうえでも、

松井市長や吉村知事の言うことだけを聞いて

「大阪市廃止」に賛成する人たちがと~ってもたくさんいる街、

それが大阪市です。

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