「気いつけや~(共通語:気をつけて)大阪市民の皆さん!」
といくら言っても維新になびく多くの大阪市民の有様は、
どんなに阪神タイガースが体たらくでも
どんなに他の球団がすぐれたプレイをしても
「タイガースLOVE」のトランス状態である
タイガースファンのように、
なぜか「維新LOVE」のスイッチが入ってしまっており、
他の政治主張を聞く耳がなくなっていると
ずっと以前のブログに書いたのですが、
この間の世界の様子を見ていて、
(ひょっとして、大阪市民は世界の反知性の先駆け?)
とその先進性(?)に思い至りました。
11月1日の住民投票で、
「大阪市廃止・特別区設置」(これが住民投票の正式名称)
が賛成多数になれば文字通り大阪市は潰れ去り、
間違っても「大阪都」になることはありません。
正確には「大阪区」に格下げされてしまいます。
それでも、「都構想についてあんまり分からない」
と言う多数の人たちは、維新の言うことを信じて
賛成票を投ずるのでしょう。
「腐ってもタイガース」の思い入れ方が
維新に対しても全く同様に発揮される可能性が
非常にあることを危惧しています。
今年1月まで大阪市民だった一人として……。
ちなみに、
大阪市が区に分割された場合、
行政コストが218億円増すという試算がはじき出されています。
それでもなんでもとにかくいやがうえでも、
松井市長や吉村知事の言うことだけを聞いて
「大阪市廃止」に賛成する人たちがと~ってもたくさんいる街、
それが大阪市です。
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