東京新聞より。
最新鋭と言われる三沢基地所属の空自F35戦闘機が青森県沖の海に墜落しました。
搭乗者が脱出した形跡は見られないそうです……。
F35A戦闘機は、日本政府がアメリカからF35Bを42機も買った後、
さらにこの機種を105機も爆買いしたものです。
このF35Aについては2月15日の国会衆議院予算委員会で、
共産党の宮本徹議員が”欠陥機だ”と追及していたばかりだとのこと。
福島原発の事故の可能性をあの吉井議員が指摘したことを無視した経緯と
そっくりです。怒!
1機117億円、整備費がいくら掛かるかわからない欠陥商品を
1兆3000億円分も買った○○政府。
(↑○○には好きな単語を入れてください)
この政府の言うとおりしていたら、
操縦士の方のような悲惨が待っていると、思いませんか皆さんは。
航空自衛隊のステルス戦闘機F35A=航空自衛隊提供・・・東京新聞より。
〈ふろく〉2月15日国会予算委員会質疑応答:
宮本徹議員に欠陥指摘されていたF35A戦闘機(フェイスブック西沢昭裕氏記事)
【安倍政権の“浪費的爆買い”F35戦闘機 欠陥把握せず
衆院予算委 宮本徹議員に防衛相答弁】
米国からの兵器の大量購入を決めた安倍政権が、105機の追加取得を行うF35ステルス戦闘機について、岩屋毅防衛相は15日の衆院予算委員会で、米政府監査院(GAO)が報告で示したF35の未解決の欠陥966件(2018年1月時点)の「リストは保有していない」と述べ、同機の欠陥を把握していないことを認めました。
日本共産党の宮本徹議員への答弁。
宮本氏は、F35のコスト急増問題に加え、「どういう欠陥があるかもわからないまま105機も爆買いするのか」と批判しました。
宮本氏は、米国防総省や監査院の報告書によれば、17年にF35のパイロットの酸素欠乏が6回も起きるなど、呼吸調節装置が頻繁に故障し、墜落の危険もあると強調。
原因究明はされたのかとただすと、岩屋氏は「米国防総省が原因の調査を行っている」と述べ、改善されていないことを認めました。
さらに宮本氏は、国防総省の年次報告によると、F35A搭載の機関砲の正確さが契約仕様を満たしていないと指摘。
岩屋氏は「米国政府がいかなる契約仕様としているか承知していない」とする一方、「わが国の仕様は満たしている」と強弁しました。
政府が「有力な候補機の一つ」とするのがF35B。
宮本氏は、同機のタイヤに耐久性がなく、着陸回数10回未満だとした監査院の報告を挙げ、タイヤの価格やF35Bの維持費はいくらかとただしました。
岩屋氏は「ロッキード・マーティン社が新しいタイヤの開発を行っている」「タイヤ一組の価格や、維持費について公表された情報は承知していない」と答えられませんでした。
宮本氏は「F35の実態は未完の戦闘機だ。車でいえば新車を毎年リコールし続けるようなもの」と痛烈に批判し、大軍拡・爆買いをやめ、国民生活にまわすべきだと主張しました。
顔の見えない日本の庶民は、頭の中が空っぽとは言いませんが、正義だの、政治のあり方だの、全く主体的に考えていない感じですね。
山本太郎現象も、この点、気をつけて、ひと時のブームに終わらせないようにしないとなあ、と思います。
(太郎さんならやってくれる)という人頼みじゃなくて、(自分が太郎さんと一緒にやっていくんだ)という気持ちを、どれくらいの支持者が持てるかが問われています。
でも、フェイスブックの山本太郎サポーターズクラブなどのページでは、政治のことを考えたこともなかった多くの人たちが、初めて真面目に自分たちの暮らしを変えるために何ができるかと、考えているという声を寄せていて、僅かな希望を見出しています。
ま、この国はなるようにしかなりませんね(笑)。
政権は国民を①税金を吸い上げる対象②選挙のときだけ多数必要になる数、としか見ていませんが、一方、肝心の国民の方も民主主義の精神が身についておらず、自主独立の気風は風前の灯。社会では真実より情報操作(つまり、巧みなウソ)の方が価値があります。……やっぱり、滅びるしかないんですかね。
もう、はらわたが煮えくり返るとはこのことです!!
欠陥を指摘されていたのに、それでも1兆3000億と言うバカ買いをした情けないこの国は、もう亡びるしかないのかもしれません。
主権者は国民だということを政権の中枢にいる人たちは完全に忘れていますね。