近年、私がジャーナリズム魂を感じるのは週刊文春や日刊ゲンダイなど、
これまでジャーナリズムの王道を行くとされてきた大手新聞社やテレビ局からは
二流、三流と見下されてきた「週刊誌」「タブロイド紙」媒体です。
とりわけ、週刊文春はスゴイ。
ジャニー喜多川の性犯罪について、
2004年最高裁でジャニー喜多川に有罪判決が出されましたが、
それは文春が書いた記事がきっかけだということです。
今年の4月、カウアンオカモトさんが外国人記者クラブで
顔出し・実名で記者会見することになったのも、
その会見前に文春に取材され、その過程で、
「日本の記者クラブではまともな会見ができないだろうから
外国人記者クラブですることを勧められたから」
とカウアンさんは言います。
今月9月7日の記者会見後、
藤島ジュリー景子代表取締役が取った行動についてのスクープも
他紙やテレビ局がボーッとしている中、
文春はホノルル現地まで自社の記者を派遣して記事を書いたのでした。
近年流行りの他紙のコピペではなく、
自分の足で数値も確実な情報をバシッと決めています。
《ホノルル現地取材》ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子前社長が“涙の会見 ”直後にハワイで豪遊 | 週刊文春 電子版 (bunshun.jp)
記事の一部を要約します(緑色部分)。
藤島ジュリー景子前社長が9月7日「涙の記者会見」の後、その足でハワイに飛び、
ホノルルの超高級コンドミニアムでリラックスタイムをエンジョイした。
ジュリー氏が所有するのは最上階オーシャンビューの角部屋で、
190㎡の広さ、ハワイの海が一望できるリビング、
潮風を感じることのできるテラス、
バスルームとトイレの付いたベッドルームが3部屋もある。
ジュリー氏はこの一室を2011年に
推定370万ドル(約5億5000万円)で購入している。
ジャニーズ事務所名義ではダイアモンドヘッドに一軒家を所有していた。
また、
「ジャニーさんはシェラトン・ワイキキの最上階のスイートを
年間貸切りしていた。ジュニアを連れて、一緒にここに泊まっていました」
(ジャニー氏の知人)
ハワイはジャニーズJr.への性加害の“現場”ともなっていたのだ。
元ジャニーズJr.の大島幸広氏は、13歳だった1998年10月に、
ジャニー氏に連れられ、約10名のジュニアとともに
シェラトン・ワイキキに滞在した。
(大島幸広さんの人生を破壊される犯罪被害がここで起きた)
さらに驚愕の事実が次に(文春の記事に詳細が載っています)。
性犯罪の被害者に寄り添い、補償に専念するため、
代表取締役として留任すると言ったジュリーさんですが、
実は税金対策としてどうしても辞めるわけにはいかないのです。
これは国税庁から文春に連絡があった内容ですが、
ざっとこういうことです。
ジャニ―(50%)とメリー(50%)からジュリーが相続した株(100%)には
本来、推計860億円の相続税がかかるが、
中小企業向けの『事業承継税制』の特例措置(抜け穴)を使って
ジュリー氏は一円も税金を払っていない。
この条件は「5年以上事業を引き継いで運営していること」である。
なんやねん、税金対策かよ!
中小企業でもないくせに、この仕組みを利用するとは
金持ちは本当に厚かましいわね。
しかし、ちょろまかしているけど、違法ではないと。
この狡猾な税金未払いで得したお金は、
全額人生を破壊された被害者に配るべきだわ。
一人一億円の救済金でも、860人に配れるからね。
⤴5月には「性加害があったか確かめられない」「私は知らなかった」
と動画で一方的に述べ、とにかくお騒がせしてすみませんと中身もなく
謝ったジュリー氏。
知らんかったわけあるかい。ヤロー!
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