「前代未聞の議員夫婦逮捕は今日か」No.3896

中国新聞デジタルより

去年は法務大臣だった人物（克行）と、

自民党が普通の10倍もの選挙資金を投じて当選させた人物（案里）の逮捕を

「影響を及ぼすほどの大物ではないし、

大騒ぎするほどのことでもない立場の人の行動」

（自民党二階俊博幹事長）と言ってのける神経は、

国民は高圧的な言動でねじ伏せるのが

最も簡単で有効な方法だと信じて疑わない

自民党上層部の姿勢を照らし出しています。

二階幹事長は国民に選ばれた議員を「大物小物」とランク付けして、

「小物が違法行為しても党が責任を取る必要はない」

とでも言いたいのでしょうか。

この無責任かつ人権感覚皆無の古老自民党リーダーの考えでは、

（巨額の選挙資金の「御蔭」であったにしても）

一票を河井夫婦に投票した有権者たちは、

「価値のない小物に貴重な一票を投じた馬鹿者ども」

ということになりませんか。

 

今日は東京都知事選の告示日です。

こんな日に逮捕とは、

自民党政権と検察はこの夫婦の逮捕が大騒ぎにならないように

姑息な取引をしたのかも知れません。

最近私は、

（落とし穴がないか、またしても裏取引があったのではないか）と

日本の行政・司法・立法すべてについて

常に暗い疑心を持つようになってしまいました。

いずれにしても河井夫婦は逮捕され、裁かれなければなりません。

安倍政権の責任は非常に、非常に重いです。

「責任を感じる」と

色々な場面で何度言ったか数えきれないアベ首相ですが、

責任は感じるだけでなく、取るものです。

河井夫婦の逮捕の後、

いつ責任を取って総理大臣を辞めてくれるんですか、安倍総理。