7月20日午後1時ごろ、大浦湾のK8護岸では台船から土砂を搬出する作業が続いた。付近にはフロート内から外へと泳ぐウミガメの姿。抗議船の船員は「こんなにきれいな海に基地はいらない」と話した。#辺野古#沖縄
沖縄タイムス(琉球新報と並ぶ沖縄県の2大新聞の1つ)では
毎日、辺野古・高江取材担当記者が
その日の様子を記事に書いています。
ツイッターの今日の写真は、工事区域内から
フロート(工事に抗議するカヌーや船を排除するための浮き具)
を超えて、スイスイと泳ぐ大きな亀の姿でした。
人間には「入ったら危ないですから排除します」と、
海上保安庁の職員がゴムボートでカヌーを追いかけまわし、
ひっくり返して海に落とし、
時には首を絞めたり、頭を水中に沈めたりして
そちらの方が、よっぽどアブナイいんですけど、
海保職員も、亀の首までは絞めないようです。
海は、本来誰のものでもありません。
自然のものです。
写真の海亀の頭の立派で美しいこと。
こんな海の生き物の棲み処が、
あと先考えない政府によって
日々、破壊されていくのを見るのは
沖縄県民にとってどれほど辛いことでしょう。
肝苦りさ(ちむぐりさ)……。
今日の「大弦小弦」コラムは
沖縄タイムス名物記者の阿部岳さんの文です。
(私は、数年前留学生を連れて平和丸という船に乗せてもらい、
辺野古を海側から観察させてもらったことがあるのですが、
その時偶然、同乗していたのが阿部岳記者でした)。
2001年のアメリカ同時多発テロ当時、
沖縄の米軍兵士が基地内から外の民間地に銃口を向けていたことを
この記事で初めて知りました。
「基地リスク」……。
コロナ疫病も沖縄県民には
またしても大きな基地リスクになっています。
街を歩く人が減った。沖縄経済に、米同時テロが起きた2001年以来の「基地リスク」が影を落とす。 当時、攻撃を恐れた米軍は民間地に銃口を向けた。 今回は民間地で異動者を隔離。 軍はまず基地を守る。 軍事活動と私たちの暮らしは両立しない。繰り返し、思い知らされる。(阿部岳)
民意を主し続ける現政権!国民の怒りをぶっつけたいですよね。