3・11は終わった。
私も気持ちにふんぎりをつけなきゃ…。日本語で言うと「さて」、という場面だな。
さて、昨日から私と学生達は放課後、資料室でマンツーマン特訓を始めた。
何をしているかというと、清明節明けの4月6日に行う、校内スピーチコンテストに向けて
一人一人のスピーチ内容、時間、発音・アクセント、抑揚、表情、仕草などを
チェックし、練り上げていくのだ。
学生にとって日本語の実力をつけるまたとない機会であることは間違いない。
このコンテスト(中国風にいうと「試合」)は、この日本語学科が始まって以来のこと。
私の発案だから。
最優秀賞1名は日本一週間招待(今回は関西)。
ありがたいことに、
「一週間ぐらいなら引き受けましょ。」
と申し出て下さった方がいて、実現の運びとなった。
こうしたことしか私にはできない。
言い換えれば、こうしたことぐらいならできる。
「一人分のできること」の中にある。
以前、このブログで資料室についてさんざん文句を書いた。
黴だらけの椅子、机の写真も掲載した。
言い続けるモノだ。
一昨日、ついに資料室にまともなエアコンがつけられた。
これで、学生と震えながら練習しなくてもよくなった。
さらに、ナント!
インターネット接続ができるパソコンまで設置されたではありませんか!
これは望外の喜びだ。何しろ宿舎の私が持ってきたノートパソコンは風前のともしび、
「我的電脳壊了。」と言うのも時間の問題だ。
やってくれたのはこの学院(外国語学部)の院長だ。
私は気遣いのヒトなので(エエッ!という声上げたの誰?!
)、
帰国の度に、学院の誰彼に小さいお土産を持参する。
しかし、上の者には渡さなかった。
賄賂と勘違いされたら嫌なので。
しかし、昨冬、院長がなぜかスカーフをくれたので(借りは返さなきゃ)と
今回は彼にも500円のチョコレート一箱を土産に持ってきた。
この機会を日本語学科の主任、小紅老師は見逃さなかった。
彼女は、私を院長に引き合わすと言って、
(それまで一度も面識なし。会いたくないもんね~。)
彼女へのお土産までプラスし、ご挨拶に伺った。
私は断ったのだが、一度は会うべきだと、小紅さんが主張するので仕方なかった。
で、挨拶ついでに私は、
資料室がかび臭い、雨期には床が濡れて滑ってころぶ、寒くて震えながら暮らしている、
パソコンはゴミ同様の触りたくないのが床に転がっている等々、
どんだけ言うんだというほどまくし立てた。
小紅先生も、待ってましたとばかりにそれを通訳した。
これが中国式の交渉かも知れない。
小紅老師の老獪さにくるくる(舌を巻く音)。
私も気持ちにふんぎりをつけなきゃ…。日本語で言うと「さて」、という場面だな。
さて、昨日から私と学生達は放課後、資料室でマンツーマン特訓を始めた。
何をしているかというと、清明節明けの4月6日に行う、校内スピーチコンテストに向けて
一人一人のスピーチ内容、時間、発音・アクセント、抑揚、表情、仕草などを
チェックし、練り上げていくのだ。
学生にとって日本語の実力をつけるまたとない機会であることは間違いない。
このコンテスト(中国風にいうと「試合」)は、この日本語学科が始まって以来のこと。
私の発案だから。
最優秀賞1名は日本一週間招待(今回は関西)。
ありがたいことに、
「一週間ぐらいなら引き受けましょ。」
と申し出て下さった方がいて、実現の運びとなった。
こうしたことしか私にはできない。
言い換えれば、こうしたことぐらいならできる。
「一人分のできること」の中にある。
以前、このブログで資料室についてさんざん文句を書いた。
黴だらけの椅子、机の写真も掲載した。
言い続けるモノだ。
一昨日、ついに資料室にまともなエアコンがつけられた。
これで、学生と震えながら練習しなくてもよくなった。
さらに、ナント!
インターネット接続ができるパソコンまで設置されたではありませんか!
これは望外の喜びだ。何しろ宿舎の私が持ってきたノートパソコンは風前のともしび、
「我的電脳壊了。」と言うのも時間の問題だ。
やってくれたのはこの学院(外国語学部)の院長だ。
私は気遣いのヒトなので(エエッ!という声上げたの誰?!

帰国の度に、学院の誰彼に小さいお土産を持参する。
しかし、上の者には渡さなかった。
賄賂と勘違いされたら嫌なので。
しかし、昨冬、院長がなぜかスカーフをくれたので(借りは返さなきゃ)と
今回は彼にも500円のチョコレート一箱を土産に持ってきた。
この機会を日本語学科の主任、小紅老師は見逃さなかった。
彼女は、私を院長に引き合わすと言って、
(それまで一度も面識なし。会いたくないもんね~。)
彼女へのお土産までプラスし、ご挨拶に伺った。
私は断ったのだが、一度は会うべきだと、小紅さんが主張するので仕方なかった。
で、挨拶ついでに私は、
資料室がかび臭い、雨期には床が濡れて滑ってころぶ、寒くて震えながら暮らしている、
パソコンはゴミ同様の触りたくないのが床に転がっている等々、
どんだけ言うんだというほどまくし立てた。
小紅先生も、待ってましたとばかりにそれを通訳した。
これが中国式の交渉かも知れない。
小紅老師の老獪さにくるくる(舌を巻く音)。