「堤岩里教会虐殺事件」の真相~アンダーウッド報告書よりつづく 私はこの話を終えると、他の人々がいるところに行った。赤ん坊に乳を飲ませている若い女数人と、おばあさんたち、そして19~20歳ぐらいの青年がいた。彼らはキリスト教徒で、福監理教会宣教部のノーブル博士のことを知っていた。焼けてしまった教会は、博士の管轄だった。私は彼らに、上とほとんど同じ、またはまったく同じ質問をしたが、時間、方法、死者 . . . 本文を読む
堤岩里事件は,ソウルにいた外国人宣教師の報告書がきっかけとなって,世界に知れ渡りました。 その資料について調べた韓国人研究者のレポートを見つけたので,「第一発見者」であり,韓国語に堪能だったとされるアンダーウッド宣教師の報告書を訳出してみます(→リンク)。 これは,そのとき同行していた駐ソウル米国総領事館カーチス領事が,1919年4月21日付で駐ソウル米国総領事エルロン・ボルグホルツ(ホルツバー . . . 本文を読む
朝日新聞の思惑どおり,3月1日の韓国メディアは,前日,朝日新聞が「スクープ」した「堤岩里事件隠蔽工作日記発見」のニュースで大いに盛り上がりました。 ところで,記事の中の「堤岩里事件」についての説明が,記事によって微妙に違うのが興味深い。 朝日新聞での簡単な解説は 宇都宮日記によれば、ソウル南方で日本兵が約30人を教会に閉じこめ虐殺、放火。宇都宮の知らぬ間に発生した事件だったが、朝鮮軍は発表で虐殺 . . . 本文を読む