写真:パリの老舗カフェ(るるぶ&more)
私は大学時代、フランス語を専攻していました。
そして、語学学習のために、2か月ほどフランスに行ったことがあります。フランスでは、1か月ずつ別の語学学校に通いました。
最初に行ったのはヴィシーという温泉町、二番目に行ったのは映画祭で有名なカンヌでした。
ヴィシーでは、昼休みに同じクラスの生徒たちといっしょによくカフェに行きました。
そのとき、リビア人がみなにコーヒーをおごってくれたという話は、以前書いたことがあります。
リビア人の思い出
フランスのコーヒーというと、牛乳入りのカフェオレを思い浮かべるかもしれません。しかし、カフェオレは朝食時の飲み物で、ホームステイ先ではときどき飲みましたが、昼にカフェで飲むのはブラックコーヒーでした。
小さいカップにすごく濃いコーヒーが少量入っています。いわゆるエスプレッソなのでしょう。それを立ち飲みします。
エスプレッソといっても、専用のエスプレッソマシーンで作るわけではなく、挽いたコーヒーの粉を鍋で煮だしていました。
濃すぎて飲みにくいので、ほかの生徒たちを見習って、角砂糖を二つぐらい入れて、甘ったるくして飲みました。
いわゆるアイスコーヒーはなかった気がします。自動販売機の缶コーヒーというのもなかった。缶コーヒーは日本の発明だそうですね。
私たちが通ったカフェは、田舎町のぱっとしない店。コーヒーに種類はなく、薫り高いわけでもなかった。
1980年頃というと、スターバックスはなく、ドトールコーヒーもなかった。
高校・大学時代は、ルノアールとか、コロラドというコーヒー専門店に行きましたが、フランスのコーヒーよりもよっぽど美味しかったと記憶します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます