犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

フィリピンのコロナ

2020-03-23 23:38:34 | フィリピン
 中国で始まり、韓国に広がった新型コロナウイルスは、今やヨーロッパで猛威を振るっています。

 東南アジアにも広がりを見せ、私の娘が滞在しているフィリピンでは、首都マニラのあるルソン島全域が外出禁止になったとのこと。

 ただ、娘が住むバギオは、マニラから北へ7時間の田舎町。感染者は一人も出ていないのに、外出禁止になり、娘も家に籠っています。

 日本でも、まだ感染者が出ていない県も含めて全国の学校を休校にしたのは行きすぎだ、という声があがりましたが、フィリピンはその上を行きました。

 でも、麻薬所持者を撃ち殺せ、と言ったドゥテルテ大統領の国ですから、逆らわないほうが安全です。

 規制は日に日に強まり、最新の状況は、
「外出は、1家族に1人だけ、火木土だけ。外出者は「外出許可証」を携帯すること。それがないと逮捕」
なんだそうです。

 そして、大統領がテレビで直接国民にこう訴えたそうです。

「国民のみなさん。悪いことを考えないでください。外出許可証の偽造なんて、しないでください」

 とにかく、娘とボーイフレンド、その家族がコロナにかからないことを祈ります。
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2 コメント

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韓国語・韓国人 (犬鍋)
2020-04-04 15:26:50
韓国語の「激音」は飛沫の量が多そうですね。

韓国人は、会話するときの声量も大きい(特に言い争いの時)気がします。

島根、鳥取、岩手の感染者がいまだにゼロなのは、人口密度が低いからのような…。
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吐く息の量 (スンドゥブ)
2020-03-28 09:14:11
先日、ふと思いついたのですが、コロナが飛沫で感染するなら、会話中に吐く息の量も関係するのではないかと。
言語による、吐く息の量、撥音、破裂音の占める割合。
それに会話時の相手との距離の違いや、、声量の違い、そもそも寡黙か饒舌かもあります。
同じ日本でも、地方によってこういう差があるのかなと。思い付きですが。
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