写真:西武池袋線(産経ニュース)
月曜日、韓国人の知り合いと飲む約束をしていました。
前に会ったのはコロナ禍の前。5年以上前になります。
韓国の友人
ところが午後から雪がちらつき始めた。予報では、大雪になるかもしれない、と。
午後3時過ぎ、本降りになってきました。自宅でのリモートワークの合間にラインを送ります。
「雪だけど、大丈夫?」
「大丈夫です!」
私が住む街を走る西武池袋線は、人身事故は多いけれども、悪天候には強いという定評がありましたので、私も大丈夫だろうと思っていました。
約束していたのは、19:30に池袋。
仕事が終わるころ、テレビをつけると、大雪のニュース一色。すでに首都圏の一部の交通機関が止まり始めています。「不要不急の外出は避けるように」という注意を呼び掛けていました。
「どんどん激しくなってるね。別の日にしませんか?」
「ぼく、明日、韓国に帰るんです」
「明日帰国ですか! それは残念。でも、この雪じゃ今日は無理そうだ」
「わかりました。私は3月にまた来ますので、そのときお会いしましょう」
その後、西武池袋線は倒木(竹?)のために、不通になり、無理して池袋に行っていたら「帰宅難民」になるところでした。
ふと、東日本大震災が起きた日のことが頭をよぎりました。
その日も、私はソウル時代の知り合い(日本人)と、飲み会の約束をしていました。
東京での「第一撃」に続き、立て続けに起こった大きな余震があらかた収まってきたとき、私は「約束」を思い出しました。
しかし、連絡を取ろうにも、携帯電話がつながらない。一方、メールは生きていました。
「今日の約束、キャンセルでいいよね?」
「はい、それどころじゃないですね」
どこで会うはずだったかは忘れましたが、交通機関も止まっていたし、店もほどんどが臨時休業だったでしょう。
結局、その日私は「帰宅難民」となり、自宅(埼玉県)に帰ることはあきらめ、都内の実家に地下鉄などを乗り継いで帰りました。
13年前の思い出です。
巨大地震
韓国の友人が、今日無事に空港にたどり着き、飛行機も飛んで、韓国に帰れることを祈ります。
月曜日、韓国人の知り合いと飲む約束をしていました。
前に会ったのはコロナ禍の前。5年以上前になります。
韓国の友人
ところが午後から雪がちらつき始めた。予報では、大雪になるかもしれない、と。
午後3時過ぎ、本降りになってきました。自宅でのリモートワークの合間にラインを送ります。
「雪だけど、大丈夫?」
「大丈夫です!」
私が住む街を走る西武池袋線は、人身事故は多いけれども、悪天候には強いという定評がありましたので、私も大丈夫だろうと思っていました。
約束していたのは、19:30に池袋。
仕事が終わるころ、テレビをつけると、大雪のニュース一色。すでに首都圏の一部の交通機関が止まり始めています。「不要不急の外出は避けるように」という注意を呼び掛けていました。
「どんどん激しくなってるね。別の日にしませんか?」
「ぼく、明日、韓国に帰るんです」
「明日帰国ですか! それは残念。でも、この雪じゃ今日は無理そうだ」
「わかりました。私は3月にまた来ますので、そのときお会いしましょう」
その後、西武池袋線は倒木(竹?)のために、不通になり、無理して池袋に行っていたら「帰宅難民」になるところでした。
ふと、東日本大震災が起きた日のことが頭をよぎりました。
その日も、私はソウル時代の知り合い(日本人)と、飲み会の約束をしていました。
東京での「第一撃」に続き、立て続けに起こった大きな余震があらかた収まってきたとき、私は「約束」を思い出しました。
しかし、連絡を取ろうにも、携帯電話がつながらない。一方、メールは生きていました。
「今日の約束、キャンセルでいいよね?」
「はい、それどころじゃないですね」
どこで会うはずだったかは忘れましたが、交通機関も止まっていたし、店もほどんどが臨時休業だったでしょう。
結局、その日私は「帰宅難民」となり、自宅(埼玉県)に帰ることはあきらめ、都内の実家に地下鉄などを乗り継いで帰りました。
13年前の思い出です。
巨大地震
韓国の友人が、今日無事に空港にたどり着き、飛行機も飛んで、韓国に帰れることを祈ります。
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