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神さまの壷




恥ずかしながら、ワタクシはかなりの”いらち”である。

商店主がお客の列にもかまわず、なじみの客と世間話に夢中になっているために手が動いていないことに腹が立つ。

乳母車に狭い道を譲らないカップルに説教したくなる。

日本にくらべて何もかもがゆったりのんびりしたベルギー、優雅でありたいと願う”いらち”にとっては試練の場なのである。
ああ、どうしたものか。


今となっては出典を思い出せないが、記事「神さまの壷」を読んだのは2、3年前だったろうか。

ああ、これぞ偉大なる発明!

腹が立ったり、あるいはネガティブな感情に襲われてしまたとき、思いの丈を紙に書きなぐり、そしてそれを「神さまの壷」の中に押し込む。
そして「この件は神さまがいいようにしてくださる」と唱えるのである。
別に神さまでなくても何さまでもいいと思うのだが、自分より大きな力に、行き場のない負の感情を委ねてしまうのだ。

すると不思議なことにすっきり気分を変えることができる。

本当にわたしの家にそんなツボがあるわけではないが、バーチャルなツボはわたしの頭の中にあり、無限に紙を飲み込んでいってくれるのである。

それともこのブログが「神様の壷」なのかも...

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