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Brugge Style
外はストーブ・内は暖炉 エーゲ海の晩秋
10月末、エーゲ海沿岸も昼間は25度、夜間の最低気温は17度以下になる。
ボドルムのリゾートは今月末をもってあちこちがお休みに入る。
11月の声を聞くと、いきなり雨季、大量の雨が降るそうだ...
夜の外での食事はガス・ストーブ横、部屋は大理石の床に暖房、そしてロマンティックなトルコ式の暖炉を入れてもらう。
この暖炉、炭が朝まで静かに優しく燃え続け、家で馴染んでいる薪がバンバン燃えるものよりもずっとシンプルでずっと素敵だ。
金属の巨大な香炉のような器は移動式で、外で炭に火をつけて安定させてから持ってきてくれる。しかもその道、何十年という感じの紳士が。
遊牧民は歴史を通してこういう暖炉を使ってきたのかな...
そして暖炉横で満点の星に切れ目を入れて星座を発明したり、神々がいかに世界を創造したかを口伝したのだろう。
最後の夜で、屋外のテーブルでストーブにあたりつつ、早めのお誕生日を祝ってもらった。
モエは蠍座の女。
この手作りショート・ケーキ、全く甘くなく、ジューシーで驚くくらい美味しかった。
生クリームが違う。こういうのが生クリームの元祖なのだろう...すばらしきアナトリア半島の乳製品。
甘いものがそんなに好きではないわたしも4分の一もいただいた。
夫がホールの半分以上を食べた(笑)。
バア担当の女性スタッフがお花をくれた。別の方はわたしが欲しかったあるものも。とても可愛い人たちである。
おやすみ。
わたしも北へ帰る。
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