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Brugge Style
食文化
日本で例えば夕飯の話題になるとき、わたしたちの多くは「今夜はカレー」「今日は麻婆豆腐」「今晩はすき焼き!」などという風に料理名を答えることが多いのではないか。
普段は全然気にしていないことだが。
ワタクシがすご~く気になっていることのひとつに、ブルージュ人は何を食べるか聞かれたら、料理名ではなく素材を答えるという現象がある。
どうでもええことやねえ...(笑)。
わが義理母はお姑の感覚はなしに、気軽に、しかもしょっちゅう「今夜、何食べるの~?」と聞いてくる。ほんと、嫌味抜きに単にカンバセーション・ピースとして。
で、わたしははじめ「たれに付け込んだ鶏肉を片栗粉をまぶして揚げたもの=から揚げ」と「豆腐とワカメの入ったマメから作ったペースト入りのスープ=おみおつけ」と...などと説明していたが、こちらの人は「今夜は豚肉」「鮭」などと素材名を言うのみである。
それは料理方法の簡潔さ、バリエーションの少なさに関連していると思う。
こちらの家庭の普段の食事は、例えば肉を焼いて、付け合わせにサラダかゆでた野菜とパンかじゃがいも、というシンプルさなので...

和食も中華も、洋食もあって!
近ごろでは聞かれたら「和食」とだけ答えることにしている(笑)。
今日のお夕飯、何にしようか...
(写真はHABA社のおままごと。全部木製。
ここに写っているのはマッシュルーム、ソーセージ、パイナップル、
ポテトチップス、グミ...最高にかわいい!!)
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