日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
憧れの人
めずらしく娘の具合が悪く、かかりつけの小児科医を訪問した。
娘が1歳の誕生日を迎えるまで持っていたアレルギーを治療するため、相性のいい小児科医を探しまわっていた時に出会った女性医師で、もう6年のお付き合いである。
ベルギーの医療システムにはほんとど文句がない(めったにないことだ)のだが、特に彼女には好意を持っている。
おそらくわたしと同年代。ベルギー人には珍しく少年のようなスリムな体型。2人の男の子の母親。こちらがシロウトながらに思うこと、感じることなどもきっちり聞いて「会話」をしてくれる、知的でステキな女性である。
ワタクシの憧れ...と言いたいところだが、彼女、娘の憧れの人なのである。
彼女の影響で「わたしも小児科医になりたい」と言ったのは2歳半くらいの頃だった。おお、なんとすばらしいロール・モデルだろう!と、喜んだのもつかの間、娘は時々、「将来は電車になりたい(電車ですよ?!)」「駄菓子屋のマダムになりたい」などとワタクシをはらはらさせられるが、この女性医師に会うと初心を思い出すのだそうな(笑)。
以前、娘があなたの影響で将来小児科医になりたいそうです、と言ったらすごく喜んでくれて、「彼女が大人になる頃は子どもの数がさらに減っているだろうから、今のわたしのように忙しくないだろうし、いい職業かもよ」とな。ク~ル!(笑)
将来は彼女のもの、親としては健康で幸せな人になってくれたら何をしてもいいと思うが、「もし」専門職についてくれたら、彼女のような女性になってくれたら、やっぱり嬉しいだろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )