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Brugge Style
職業としての騎士
娘の通う学校では、時折○HK「はたらくおじさん」リアル版を催している。
つまり父兄が自分の職業を子ども向けにレクチャーに来るわけです。
今までには芸術家、技術者、音楽家、医師とか...
わたくしも学校から要望があればと挺身の構えであるが、いまだ声がかからない。
「主婦」の生態レクチャー、おもしろいと思うんだけど。
さて、今日はフェンシングの選手がいらっしゃったそうだ。
聞くところによると普段は普通のおっさんを装っていらっしゃるあの方である。
あの彼がフェンシングの出で立ちでりりしく立っておられるところを想像すると、うん...それでもやっぱりかっこいい。
守られたくはないけど(頼んでも守ってくれはしないだろうが)、騎士の装束を着せてパシリに使ってみたいねえ(笑)。
ところで、子どもに矢鱈と「誰でも努力すれば必ず報われる。夢を失わずにがんばれ」と能力主義を刷り込むのはどうかと常々思っている。
なぜならば上に挙げたたような芸術家とか医師とかになれる人間は我々の社会において一握りなのであるから。
がんばったのに叶わなかったらどうするの?がんばれない人はどうするの?(誰でも努力「できる」というのは美しすぎるウソである)
最近、日本のニュースやネットで「自己責任」という言葉が太文字で飛び交っており、そのことに関連して強く思うことがあるのでいずれこの続きを書くつもりである。
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