日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
お転婆
小学校4年生の頃だったと思うが、国語で借用語の授業を受けた。
一番印象に残っているのは
ミシン(マシン)
ワイシャツ(ホワイトシャツ)
簿記(ブッキング)
背広(セビルローから由来など、諸説あり)
等の「聞いたままやん」系の言葉だ。
また、ランドセルやフラスコやカルテやドンタクと並んで、「お転婆」はオランダ語の「手に負えない」ontembaarからきていると習い、長崎出島付近にはオランダ人に「オテンバ!」と呼ばれるようなかわいらしい大和撫子がたくさん住んでいのだろうかと想像したものだ。
しかしこの説は最近では採用されなくなっているんですね...日本人のうら若き女性の(性的)奔放さについてはポルトガル人も書き残しているが、まあ、考えたら無理がありますわな。
その他、中でも特に愉快だったのが、外国人は「犬」のことを「亀」と言う、と周辺の日本人が思っていたという話。
彼らは犬に向かって、いつもcome!と連呼しているから...(オランダ語のkom!だと「亀」に聞き違えるには少々無理がある)
もしかしたらこれも後から理由付けされた眉唾ものの、あるいは単に笑い話なのかもしれない。
ちょっと見方を変えたら、大人は普通は犬に向かって「犬!」と連呼したりはしないと気づくはずだし、でもこの勘違いは十分あり得るような気がするし...
この伝でいくと、さしずめmoetの国の言葉では女児は「早くしなさい」だな(笑)。
先日、娘が「ぽんぽこ」を鑑賞中、「残土」という言葉が頻発されていて、彼女がオランダ語の「ザンド(砂)」と結びつけていたのがおかしかったのでこんなことを思い出したのだ。
「オランダ語起源の日本語」というこんなページをを見ると、オランダ語、かなり日本語に入っていますね...こちらのオランダ語話者が知ったら驚くと思う。まずは娘に見せてみよう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )