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Brugge Style
パスポートが戻って来た!

英国の在留資格は2月までだったので、その新パスポートで在留資格も更新したらちょうどいいと思った。
待つこと6ヶ月、1月末に提出したパスポートと、新英国レジデンスカード(わたしの場合は、EU民の家族の帯同としての申請)が戻ってきた!
ああ、長い6ヶ月だった。
当然、ブルージュにも帰省できず、夏のサルディーニャ旅行はキャンセル、夫と出席するはずだったフィレンツェの音楽会にも、ビルバオ郊外でのパーティーにも行けなかったのだった...

前回のレジデンスカードはパスポートにビザが貼り付けられる形だったが、今回はクレジットカード様式。
(このカードに不備が見つかり、送り返せ、新しいのを送るから、でも謝らないよ! と連絡が来たのには「やれやれ、やっぱり」感満載。
不備があったのは1400枚以上にだとか。無駄遣いもいいところだ)
これであと5年は英国に住める。
チョイスとしては、5年間無事に英国に住んだ実績があるので、永住権申請をすることもできた。
弁護士さんにも勧められた。時間はかかるけど、と。
しかしブリクジット決定以来、英国国籍を申請する人が移民局に殺到しているために、6ヶ月以上この島から出られなかったら窒息死してしまうだろうと見送ったのだ。

まあ、5年後、どこに住んでいるか見当もつかないというのもある。
「パスポートが手元に戻るまで、絶対に旅行計画は立てないこと!」と弁護士さんから釘をさされていたため、夏の旅行をするならこれから決めなければ。
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いいなと思うリゾートは当然どこももういっぱい、お客さんのスケジュールなどもあり、まとめて遠出できる日もない。
ご招待いただいているカプリにちょっとお邪魔するか?
夫が行きたがっているロワールの城めぐりをするか?
そのとき、たまたまパルマ・ハムとメロンを食べていたので
「パルマにハムを食べに行くのはどうだろう?」
と、半分投げやりに夫に言ったら、ボローニャ行きなら飛行機も便のいいのが取れるというので即決。
この地域にはなぜだろう、あまりいいホテルがないのだが(きっとフィレンツェあたりから日帰りで訪れる人が多いのでは)、そこは目をつむり、

塩野七生さんに憧れた10代を思い出しながら。
(写真は去年のちょうど今いたヴェネチア。
アドリア海沿いを旅行し、英国へ戻り、すぐにLAに出発したのだった。
アドリア海沿いもLAも暑かった...
今年の英国南部地方は、7月頭に30度越えの日が続いたが、このところ17度から20度くらいをさまよい、今朝は本当に暖房を入れようかと思ったほど。かわりにカイロを3枚はりましたぜ。半身浴をしながら「ルネサンスの女たち」でも読もうかな)
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