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Brugge Style
甘いパリ cedric grolet と julien dechenaud
パリ在住の友人から「もし会えなくても絶対に食べてね!」と言われたのがCédric Groletのケーキと、Julien Dechenaudのチョコレートだった。
パティシエCédric Groletは、オペラの店も、ホテル・ムーリス脇に併設された店(15時閉店)も、商品がかなり早い時間に売り切れ、店の前で途方に暮れる人がたくさんいた。「昨日も買えなかったのに」と言っているお嬢さんもいた。
年の功で、ホテル内のティールームかバアでなら遅い時間でも出すんじゃない? と行ってみた(17時ごろだった)。正解。かなり遅い時間でも食べられる模様。売り切れの場合はみなさまこちらへ。
わたしは栗のパリ・ブレスト、夫は写真のりんごを。パリ・ブレストもオブジェのように美しいが、写真的にはこのりんごがCédric Groletの骨頂だ。
不思議なほどほのかな甘さ、素材の甘み、と言えばいいのか、日本人好みだと思う。
特に栗の方は、お菓子というよりは、白和えを食べているかのようだった。
ただ、ムーリスのサロンでのお茶とケーキで40ユーロ(5000円)なので、パリではめちゃくちゃおいしいランチが食べられる値段ではある。
ショコラティエJulien Dechenaudの方は友人の家に行くついでという気持ちで出かけた。
まず聞いてほしいのは、接客してくれた若い女性がミューズのようにかわいらしく、ものすごく丁寧に時間をかけて説明してくれた上でいくつも試食させてくれた。
甘いものはそんなに食べられないモエだが、彼女を喜ばせたい一心でたくさん食べた。それほど魅力的な人だったの。
その花のようなお顔にぼーっと見惚れるモエ。話の内容が頭にうまく入ってこない...現代は世界が複雑化してミューズも数が増えたはず...チョコレートのミューズは彼女だな...
チョコレート自体も非常に洗練された味でとーってもおいしい!
ヴィーガンなところも新進の気鋭。牛乳やクリームなどはもちろん使用しておらず、ミルクチョコレートもアーモンドミルクのエキストラクトを使用、しかしそう言われてもヴィーガンだとは思えない味。
場所柄か、知名度か、有名どころに比較すると値段設定もかなり手頃で、4、5週間ほど日持ちのするプラリネの詰め合わせ、2、3週間ほどのガナッシュの詰め合わせ、一年ももつ板チョコなどたくさん買ってしまった。チョコレートって重いのね...
ケーキもウインドウに飾ってあったので次は食べてみたい。
こちらメトロの一番線で一本、終着駅、しかも駅近なので、ヴァンセンヌの森か城(<かなりおすすめ)見学をかねてぜひ!
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