goo

belle helene




神戸に帰省したらまず行くお店が何軒かある。

北野のダイニング・ソシアルのお茶タイムもそのひとつで、12月は梨とチョコレートのこのパルフェ(その名の通り「完全」!)を食べるために何回か...


もともと女性客が99パーセントのおしゃれなお店(夫が行くと常に男性客一人きり)、今回はその空間にTom Waitsのダミ声が微かに流れており、「おしゃれでかわいいだけではない」という意気を感じたのだった。

このお嬢さんたちの中に、トム・ウェイツを知っている人はたぶんいないだろう。
この選曲をした人と、わたし「だけ」、気持ちが通じ合っているのでは? という特別感が...

そういうことってありますよね? 

このブログの記事を読んでくださっている方の中にも「ここに書かれていること、私にだけはわかる!」と思ってくださる方がおられるとしたら、書き手にとってそんな嬉しいことは他にない。


今、オーギュスト・エルコフィエのLa Belle Helene『ベル・エレーヌ』を聴いていたら、Tom Waits Frank's Wild Year を思い出したので記す、神戸の思い出。

思い出は香だけでなく、音と共に。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« あのひとの鎌... なんとなくク... »