テレビを見ていると、イギリスでコロナ対策の委員が「不手際」を起こして辞任したそうな・・・
ネットで調べると、内容は以下の通り。
「ロックダウン教授」とあだ名されている英国の著名な感染症学者ニール・ファーガソン氏が5日、英政府の新型コロナウイルス対策の専門家会議の委員を辞任した。都市封鎖(ロックダウン)で外出禁止令が出ているにもかかわらず、既婚女性と密会していたことが報じられていた(niftyニュース)。
ジョンソン英政権に新型コロナウイルス対策を助言する諮問委員会メンバーの著名学者が、英市民に厳しい外出制限が課されているさなかに、自宅で既婚者の女性と密会していたことが分かり、委員を引責辞任した(毎日新聞)。
コロナで外出禁止中なら、国民の心情を考えると、辞任やむなしって感じがするのですが、これって本人は外出していないわけで。どこぞの国で、外出自粛を求められているにもかかわらず、セクシーキャバクラに行った議員は辞任したでしょうか?あるいは、どこぞの国のファーストレディが外出自粛を求められている際、大分宇佐八幡宮に行った件では誰か辞任をしたでしょうか?
ネットの記事では、この「ロックダウン教授」は「コロナ対策の権威」であり、こんな「アホみたいなこと」で、その専門性を失いうのはイギリス国家、あるいは世界の損失ともいえます。
「外出禁止令」や「既婚女性と密会」っていうところがちょっと微妙ですが、これって、もしかすると、ご近所さんが「回覧板持ってきました~」とか「肉じゃが作りすぎちゃって!」とか「お醤油切らして、余ってません?」とか、なんらかの事情で来た場合でも「開けたら最後、役職辞任」ってことにならないか?例に出したのは、あえて「そんなことないやろ!」っていうものですが、例えば、お隣さんが「体が不調で・・・救急車を呼んでください!」って来ても「こっちに来るな、バカヤロー!!」って言わないとアウトだし、「火事です!助けを呼んでください!」って来ても「知るか、外出禁止だから帰れ!」って言わないといけない状況とも言えます。
「そんな、極端な例を出すな!」って言われても、もし、コロナに疲れた知人が、うつの状態で、コロナの専門家の話が聞きたいと外出禁止令の中、あえて訪ねてきたとしたら、カウンセリングマインドに富んだ先生であればあるほど、話ぐらい聞いてしまうかもしれません。そうしないと自殺してしまうかもしれないし。
まあ、状況的に不倫なのかもしれませんが、逆に、極端な例で示した内容で、会わずに帰して自殺したとしても「さすがロックダウン教授、国民のお手本!」って言ってもらえるのでしょうか。
以前にも書いておりますが、もし、普通に愛する男女がいた場合、このコロナの自粛ムードの中だと会ってはいけないのでしょうか?籍を入れていれば夫婦だから会えるけど、籍を入れずに恋人同士なら会えない・・・それは、本当に正解なのか?
「いやいや、別に不要不急の外出じゃないから、恋人同士は会ってもいいよ!」って言えるのか、言えないのか?「会っちゃダメ!」って言うのなら、隣同士に住んでいてもダメなのか、同じ市町村内ならどうか、同じ県内なら大丈夫か、県境を超えるとダメなのか?
50歳を超えた、私たちのような夫婦なら、1ヶ月、2ヶ月合わなくてもなんとかなりますが、若い二人なら、破局にもなりかねません。好きなら会わせてあげたいけれど、もし、デートでコロナになったら、確実に非難を受け、指弾を受け、ネットで叩かれ炎上します。
「自粛しろよ!」って言っても、同居している夫婦なら毎日隔離もせず会っているのに?ましてや、毎日出社しているなら、ご近所同士の恋人同士が逢瀬を過ごすのと、特段変わらないような気もするのですが。
「誰も禁止していないし、そんなことぐらい自分で考えろよ!」って言えるのかもしれません。でも、この国民性や過去の事例から鑑みると、この時期、デートしてコロナになったら、個人情報を晒されて、自粛警察に張り紙されて、仕事すら失いかねないのが怖いです・・・