勤務先関連の斡旋でマスクを100枚入手しました。
そのお値段4,500円ほど。たしか、今、使っているマスクはマツモトキヨシで65枚を600円ほどで入手したものなので、その高騰ぶりは半端ないものとなっています。
とはいえ、ちょっと前まで、マスク不足のパニック的状況は、朝の6時台から行列ができるほどだったので「保険」の意味で買っておきました。
注文したのが2週間ほど前だったため、今、巷にマスクが並び始めたことを考えると、早まった感もあります。でも、概ね50枚2,500円~3,000円なので、少しは安く手に入ったのかしれません。まあ、これから安くなるかもしれないのですが。
それにしても、現時点において、地球上最も知恵のある動物と思われている人間が、こんな布切れともいえる「マスク」ごときで翻弄されるとは・・・世界規模での「マスク」の奪い合いもそうですが、「マスク」をしていないから暴行する、あるいは拳銃を発砲するといった狂乱状態。昨日まで「マスクは感染防止に役立たない」とWHOや専門家が言っていたのに、「マスク」なしでの外出は許さないといった、手のひら返しの対応。本当、人類のアホさ加減に失望します。
そして、その最も知恵のある人類を追い詰めているのが、最も下等な存在である目視できないほどのちっぽけなウイルス。こういう現実を見ていると、本当、「驕れる人類久しからず ただ春の夜の夢の如し」って感じに思えてしまいます。
栄枯盛衰を思うなら、あれだけ大繁盛していたお店がコロナで倒産したり、華やかな旅行業界や、航空会社が危機的な状況になっているのも、本当、残酷すぎます。というか、わずか、数ヶ月の兵糧攻めで、いとも簡単に、外食産業や宿泊施設がバタバタと倒れていくことの方が驚異といえます。これほど、脆弱な社会システムの中で、我々は生きていたのか・・・と。
もし、自然災害で半年間電気が停まったら、どれだけの産業が破滅するのでしょう?近隣諸国が戦争状態となって1年間産業が停滞したら、どれだけの企業が倒産するのでしょう?無能な政府に反感を持っている勢力がクーデターを起こして戒厳令を布いた場合、生き残る企業があるのでしょうか??
今回のコロナによる騒乱は、有事における政府の無能さを暴き、社会産業の脆弱さを開示してくれました。だからこそ、たかがマスク一つにおいても、自己責任で自分でなんとかできるような準備をしておかなければならなかったと思います。私も含め、平和ボケした国民が、危機管理をしてなかったからこそ、440億円もの費用を使って、未だ届かない「アベノマスク」なんかを導入させることとなってしまったのだから。
せめて4月中に届けばまだしも・・・って、東京に電話したら、まだ届いてないじゃん!もうすぐ、一部地域で緊急事態宣言解除になりそうな雰囲気だけど、他の地域は届いてるんだろうか?