混んだ電車の中。
学生たちの大きな声が車内各所で聞こえている。これが、「まん防」寸前の名古屋市の現状。
時に、コロナ防止のために「うちわ」を配ろうとする知事もいれば、オリンピック100日前でも、「まん防」真っ只中の自治体もある。
大阪では部活の原則休止を要請したが、確か去年は学校自体閉鎖していたはず。コロナに慣れてしまい、いいようにコロナの増殖に無頓着になり、誰も真剣にコロナ対策に取り組まない。
そう思って油断していると、魔女狩りみたいに、お役所の送別会なんかが吊し上げられる。そもそも、飲み屋が4人を超える飲み会を受け付けなければ、あるいは夜の8時で店をしっかり閉めれば、大きな問題にならなかっただろうに。
この世の中、他者の行動を非難できるほど、感染防止に徹している人がどれだけいるのか?でも、叩くときは、自分が正義の味方になったように叩きまくる。
誰も、効果的な対策も打てないし、誰も感染予防に取り組まない・・・その結果が、テレビで放送されているような人混みであったり、飲み屋の風景だと思うのだが。