【突発性難聴☆闘病記録】(24)
★2008年5月7日(水)★
<治療開始26日>
今日はACTH単独欠損症の診察のため、
H病院に行った。
(別枠で日記を書いています)
内科の担当医に、
以前報告していた「突発性難聴」ではなかったこと、
新たに「内耳性難聴」と診断されたことを伝えたが、
「なかなか、診断が難しいのでしょうね」
と、耳鼻科の医師に対して同情されていた。
そうなのかもしれない。
今まで(子供の頃から)、中耳炎にもなったことがない私は、
初めて耳鼻科にかかってみて、
今になり、そう思い始めてきた。
他の科と比べ、
診断の対象となるものが余りに少ない。
対象となるものは、
患者本人の申告と聴覚検査のみで(私の場合)、
聴覚検査は患者本人がボタンを押すか押さないかで、
聴覚曲線が違ってくる。
それを見て、医師は診断することになる。
だから、大変だな・・・と思う。
でも、だからこそ、
患者の申告を真剣に聞いてほしいのに、
今、私がかかっている森山医師(仮名)は違っていた。
この闘病記録にその都度(毎日)書いてきているように、
私が何を話しても相手にしてもらえなかった。
「突発性難聴」と決め付けて、
聞く耳をもってもらえなかったことは非常に残念である。
今日は、外出している時間が長かったため、
右耳の耳鳴りもひどかった。
そして、改めて、
いろいろな人との会話が困難になっていることを感じた。
両耳で、聞こえるけれど、聞き取りにくい。
外では、いろいろな雑音があるため、
どうしても相手の声が聞き取りにくい。
それを一生懸命聞こうとするから、
すごく疲れる。
耳鳴りはガンガンしているし、
会話は聴こえにくいし、
内科で待たされたので、
帰宅する頃には頭痛もしてきて、
この耳鳴りとの付き合いにも疲れてしまった。
「この右耳を切り離したい!」と、思ったほど自分の耳鳴りをどうるさく感じた。
子供の声や、ドアを開ける音、
待合室で、お隣で咳をされても、クシャミされても、
その度に、耳が「ジリジリ・・ジリジリ」響いた。
ネットで見ると、耳鳴りは治りにくく、
根気よく闘っている方が多いけれど、
そんな人たちを尊敬する。
私は、1ヶ月余りで、もう・・・・疲れた。
家にいるときにはあまり気づかなかったけれど、
以前より重くなっていることを感じる。
★2008年5月8日(木)★
<治療開始27日>
今日も良いお天気だった。
ベッドのシーツを洗ったり、お布団を干したり家事に専念。
昨夜、病院で疲れているはずなのに熟睡できなかった。
午前2時、お手洗いに起きて、
寝ようとしても眠れない。
耳鳴りが気になり、
いろいろ余計なことを考えてしまう。
そのうち、目が冴えて、1時間・・2時間過ぎる。
午後からお昼寝して、今は元気。
今日は一日、一人、静かに過ごしたので、
耳鳴りはあまり激しくなかった。
洗顔したり、お風呂に入ったとき、
水道から出る水やお湯の音で、
耳に「チリチリ」響くのは何故だろう?
明日は耳鼻科の診察日。
1週間ぶりに聴覚検査をすることになる。
でも・・・・自覚症状としては悪くなっているため、
全然期待はできない。
メニエールの薬を1週間服用したけれど、
その効果も期待できない。
昨日、それを感じてがっかりしている今の私・・・。
明日、森山医師(仮名)はなんて言われるだろう。