【突発性難聴☆闘病記録】(35)
★2008年5月20日(火)★
<治療開始38日>
昨日は大雨だったのに、
今朝起きてみると、太陽がまぶしいくらいに晴れ渡っていた。
私って、ホントに雨オンナだな・・・
昨夜の睡眠時間は5時間くらい。
でも、今朝は、久しぶりに目覚めがよくて、
自分でも不思議だった。
きっと、自分の心のなかで、
なにかが吹っ切れたのだろう。
逆に、夫の方は、
昨日の診察で、何かの進展を期待していたらしく、
その希望がなくなり、
耳鳴りや難聴の完治の見込みが少なくなったことで、
元気がなかった。
でも、私が明るいので安心していた。
私はO型なので、割り切るのも早い。
乳癌を告知されたときも、
再発してショックだったときも、
右乳房全摘出のときも、
肺癌のときも、
すごく、すごく、悩み、苦しくて、
周りを全部巻き込んで大騒動する割には、
誰よりも早く、
「仕方ないや、なるようにしかならない」
と気持ちを切り替えてしまう。
それで、全部乗り越えてきた。
夫はA型なので、私が忘れた頃も悩んでいる。
今回の件は・・・
私も、私の周りも、今まで、耳鼻科にご縁がなかったけれど、
このたび、初めて、突発性難聴になり、
耳鼻科の診断の難しさを知った。
以前から書いているように、
耳鳴りや難聴は、
先生から、見えないところ、聴こえないところでの症状の上、
診断の対象となる検査方法が少なくて、
患者本人の申告に頼るしかない。
森山耳鼻科(仮名)に通院を始めて5週間余りたった。
紹介状もなく飛び込んだ近所の耳鼻科。
いろいろなことを悩み、考え、時間が過ぎた。
乳癌や肺癌の記事とちがって、
この突発性難聴は、
日々のことをタイムリーに更新してきたので、
読んでいただく人にも、ストレートに自分の気持ちが伝わったと思う。
良きにせよ、悪しきにせよ・・・
私自身、今まで、一つの病気で複数の医師の診察を受けたことはない。
しかし、今回のような場合、
途方にくれたときには、
セカンドオピニオンは患者にとって必要なことだと思った。
複数の専門家の意見を聞くことで、
より適した治療法を患者自身が選択できるのだから。
ただ、その時、注意しなくてはならない点は、
一番お世話になるだろう医師の気持ちをこじらせないようにすることが、
大切ではないかと思う。
セカンドオピニオンが認められているからといって、
無下に言葉をはかず、
傷つけないように、慎重に行った方がいい。
私の心が今日晴れているのは・・・・
耳鳴りの症状が改善されたわけでもなく、
今後の、見通しがよくなったわけでもなく、
3人の耳鼻科の専門医による診察を受けて、
お三方それぞれの温かさを感じ、
私が納得したからだろう。
あとは、自分を信じて、
医学(突発性難聴に関する)もちょっと信じて、
この「耳鳴り&難聴」と仲良く付き合っていくしかないような気がする。