かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

自作の低温度差スターリングエンジン”かりおか11号”

2014年12月23日 | 製作

かりおか10号から、もう6年と9ヶ月も経っていたとはっ(゜ノo゜)ノいや~ビックリです。

ネットを見ると、低温度差スターリングエンジンの関連記事は増え続けていたようですが、だいたいどれも同じような形状ですね。ディスプレーサーシリンダーの上でフライホイールが回転するという、実験室で言えば”かりおか7号”までのタイプ。お湯を入れたカップの上に乗せて動かすのが定番のようです。

エンジンを動力とした工作への応用を考えると、”かりおか8号”以降で製作したエンジンの形状が良いと思うのですが、以前のままでは製作に大変手間がかかるので面倒になってしまいます。

もっと安価に、簡単に、スマートに製作できないものか(-"_-)ゞ

と言う訳で、こんなものを試作してみました。”かりおか11号”です。


・ディスプレーサーとシリンダーを四角形にした。
円形のものを作るのは、それなりの道具や材料が無いと大変です。
以前は8角形にしていましたが、製作には随分と手間をかけており、それに合う円形のディスプレーサーも発泡スチロール板を微妙に削って加工していました。
その点、四角形は簡単簡単。ディスプレーサーも100均で売られているスチレンボード(厚さ5mm)を正方形に切り出すだけで済ませる設計としました。

・クランクシャフトはアクリルとアルミ素材のみで構成。
以前は、金属素材を加工してハンダ付けをするという大変な作業をしていました。
アクリルは加工も簡単。強力な接着もできます。

では、よろしければ動きを見てやってください。
 
カップにお湯を入れ、ディスプレーサーの上には保冷剤を置いています。
残念ながら今回のモデルでは、低温度差で動くという点について、満足はできませんでした。本当は、ディスプレーサーの上に保冷剤を置くだけで動かすつもりでした。

ちょっとディスプレーサーシリンダーの容積を少なくし過ぎたのだと思います。

”かりおか9号”のエンジンに比べると、かなり薄い形状なのです。

まぁ、適当に作っても案外動くことが分かり、また、改善点も発見できたので、今回は良しとしておきます(。´ω`)ノ

コメント (2)
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