4月から医療制度が変わります。 民生委員の地区会で、治療重視から予防重視になるという説明を受けました。
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その背景は、今のままでは現行 『国民皆保険』 の持続が難しいことにあります。 即ち、急速に進む高齢化・少子化・経済成長の鈍化そして一人当たり医療費の高まり等です。
議論としては、医療費を下げる(診療費を下げる)方が先決だろう、と思います。 「人工透析の件数が増えて(この6年間で1.4倍)いて、これに月間で約45万円の医療費が必要なのです。」 この説明を受けても、「なんで45万円も掛かるの?」 としか思えませんけどね。
でも、それはさておき、予防重視により 『目標と評価』 が明示されているのです。
例えば、メタボリックシンドロームの該当者および予備軍を、平成24年までに10%減少させなくてはいけません(平成20年比)。
あるいは、健康診査受診率65%を目指します。 少なくとも33%以上になることが求められます。 そして、保健指導の実施率45%。
こうした、10%・33%・45%の数値が達成できない場合は、後期高齢者支援金の減算処置があるかもしれないのです。 もちろん、達成率が良ければ加算もあるのです。
北九州市の場合、大きく達成した場合と達成できなかった場合とでは、支援金が約20億円の差になるという試算もあるそうです。
ちなみに、北九州市の健康診査受診率は、平成17年度の国保被保険者で26%だそうです。 33%までは、まだ差がありますね。
この医療制度改革と民生委員に関係があるのでしょうか? それは、次回に。
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