『プルートゥ』
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ビッグコミックオリジナルに連載されていた漫画です。
ちょうど１年前に最終回となっていたのを、コミック版 最終巻で読み返してみました。
原作（手塚治虫）を発展させ、いっそう争いを憎み平和を祈る内容です。
プルートゥがボラーに向かって 「憎しみからは何も生まれない」 と叫ぶ。
そして アトムに 「憎しみが なくなる日が来ることを祈っています」 と語らせるラストシーン。 強いメッセージが伝わってきます。
原作の持つメッセージ性は もちろん深いのですが、それをここまで膨らませたプロデューサーの力量に感心します。
さて。
コミックの 「あとがき」 で、永年の疑問が解消しました。
それは、原作の題名です。 私の記憶では 『史上最大のロボット』 なのですが、『地上最大のロボット』 となっているのは解せなくて、どうしても不思議だったのです。
それが、分かりました。 最初に月刊誌の 「少年」 掲載されたときは 『史上最大のロボット』 だったのです。 それが、後になって 『地上最大のロボット』 と改題されたのです。
それを、「あとがき」 に書いてくれていたのです。
これからの世の中を担う子どもたちが、憎しみの無い世を作るには。
それは、大人が一生懸命に生きる姿など手本を見せることが大切だと、わたしは考えます。
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