丸山創始者の 『書道芸術』 に。
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「剣は実に立ち、茶は空に立ちました。 そして、ともにそれが、道としての本筋に達して、ともに同じ奥境を開きましたことは、日本文化の誇りのひとつだと申さねばなりません」
『丸山敏雄伝』 には、準備についての逸話が書かれています。
「ある日、創始者が主催した大切な会合でのこと。 当日の天気予報は 「晴」 だったが、創始者は参加者の予定人数の番傘を用意した。 しかも、番号札まで準備した」
この話を読みながら、茶道の 『四規七則』 が浮かびました。
七則の一つに、「降らずとも雨の用意」 とあります。
書道を深く学ばれた創始者は、茶道についても勉強されていたのでしょう。
ちなみに。 『四規七則』 を全て抜粋しますと。
『四規』
「和」 「敬」 「清」 「寂」
『七則』
茶は服のよきように点て
炭は湯のわくように置き
冬は暖かに夏は涼しく
花は野の花のように生け
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
まるで余談として。 高校時代、私が所属していた部活の一つに、茶道部があります。 本業は弓道部でしたが。 月に50円の部費を払えば、お菓子を食べられる、というだけの理由で茶道部にも入っていたのです。
その程度の部員ですから、一度だけ お茶の先生に捕まって一通りの お手前をさせられた以外には、お茶の知識はありません。 ちなみに、裏千家でした。 先生が、「袱紗の裏を使うからよ」 と冗談で言われたのを、長らく信じていたような。
そんな知識で書いています。 多少の間違いには、おおらかな心で接してください。 結構、打たれ弱い所もありますから(笑)
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