さて。 チーフに頼まれて、レコード店に入りました。
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狭い店内を巡って。 居ませんね。 そんな女性は。
でもね、「居ないよ」 だけでは 期待して待っているチーフが 可哀相かな。 そう思って、店員さんに尋ねました。 「こういう格好の髪の長い女性の従業員さんは居ませんか?」
「否」
簡にして潔な回答が戻ってきました。
仕方がない。 外に待つチーフに報告。
ガックリ… 人間は絶望すると、こういう表情になるんだ! この日、バス代と時間を費やして学んだことです。
『他に出入口は無いんやし、俺に電話してる間に出て行ったんやで』 心の中で こう呟きながらも、「呑みに行きましょか」 と 優しく慰める私でした。 大人やったな、俺って。
それから一年以上が経過して。 既にチーフは辞めていました。 古くからのアルバイトも少なくなって、いつの間にか 夜の部でチーフみたいなことをやっていました。 この喫茶店は、夜はアルコール主体の店になって、午前2時まで営業していたのです。
ホール担当のアルバイトに指示を出しながら、格好つけて調理など。 その合間には、カウンターに座った お客とダベる。 男性客には 馬とボート(つまりギャンブル)の話。 女性客とは スキーの話。 お気楽に 仕事してました。
近くには大学があって、夜は女子大生も多いのです。 その頃は、すっかり京都にも店にも馴染んでいたから、余裕があります。 誰も、私が まさか大学生とは思っていないのでした。 遊びの話ばっかりやしね。 はっきり言って、けっこうチヤホヤされていたのです。
そんな頃、『ある日』 が近づいて来ました。
続きは次回に。 引っ張るほど面白い話かって? そんなはずが無いですよ。 もちろん
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