マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

野球と皿洗い

2007年03月06日 | 子育て

中学1年生の三男坊は、手伝いの皿洗いが、すっかり日課となっています。

彼の夕刻からのスケジュールは、概ね次の通りです。

ランニング → スポーツジムでスイミング&筋トレ → 素振り → 夕食 → 入浴 → 柔軟ストレッチ → 皿洗い → 就寝

高校生の兄貴二人は弟について、こう言います。 「あいつは皿洗いが続くから、絶対に野球で伸びる。 中学生で、そこまで気付いて実行する所が凄い」 と。

私からすると、どちらも凄い。 実践・継続する三男も凄いが、そこのところが判る高校生も凄い。

本当のことを言えば。 私がそういうことに気付いたのは、社会人になってから。 いや、……実は、ごく最近になって、やっと判ってきたのです。

勉強すれば良い。 仕事さえ真面目にやってれば良い。 そういう考え方だから、何をしても中途半端で伸びなかったのです。 私の場合は、それに気付く迄、多くの時間を必要としました。

何故、子どもたちに判ったのでしょうか? 長く、一つのこと(野球)に打ち込んでいるから?

その推測はさておき。 こういう状況では、彼らに対して人生を語れなくなります。 いや、下手すると、自分よりも精神的に大人になった彼らと親子関係を続けることになるかも知れません。

それはイヤだな! ただの酔っぱらいの親父になってしまう。

もっと学んで実践を重ねないと、そういう羽目に成りかねないな。 そう考えさせられました。

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師の恩

2007年03月05日 | PTA

高校生活で先生に受けた恩というのは有難いものです。 年月を経るにしたがって、そう感じます。

3月1日の卒業式では、最後に 『仰げば尊し』 が歌われました。 とても良かったですね。 こうして、恩師に感謝して卒業することは大切なことだと思います。 恩の遡源。 師の恩を忘れないでもらいたい。

 

仰げば尊しわが師の恩

教えの庭にもはや幾年

思えばいと疾しこの年月

今こそ別れめいざさらば

 

互いに睦みし日ごろの恩

別るる後にもやよ忘るな

身を立て名を上げやよ励めよ

今こそ別れめいざさらば

 

朝夕なれにし学びの窓

蛍の燈火積む白雪

忘るる間ぞなき行く年月

今こそ別れめいざさらば

 

『仰げば尊し』 を歌う卒業式が増えれば、と願います。

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理事会

2007年03月04日 | マンション管理士

管理組合の運営に関する相談で、理事会に呼ばれました。 今回の議題は、現在の管理会社に対する疑問や不信への対応策を議論して、総会に諮りたいということです。

議題の趣旨から、当該管理会社は呼んでいません。 理事長さんが、「それでは、定刻ですから」 と切り出します。

あれ? 何か変です。 このマンションの理事さんは7人なのに、3人しか集まっていません。 

「遅れて来ると思うのですが… 3人では、まずいでしょうか?」

「はい。 管理規約に、『理事会は理事の半数以上が出席しなければ開くことが出来ず、その議事は出席理事の過半数で決する』 とありますからね。」

「良く理解していないもので… もう一度、声を掛けてきます。 実は、理事2人で開いた理事会もありました。」

「理事会の議事録は作成していますか?」

「いいえ、ありません。 誰が作るのですか?」

「管理規約では、議長(=理事長)です。 管理委託している場合は、管理会社が作成して、議長が確認するケースも多いようですね。 いずれにしても、議長と議事録署名が記名・押印することになっています。」

「管理会社が教えてくれないから、全然わからないで実施してきました。」

「今まで、理事会の議題書はあったのですか?」

「ありません。 管理会社が勝手にしゃべって、承認するというパターンでした。 これは変だと考えて、相談することにしたのです。」

「そうですか。 それでは、今までの管理内容から確認していきましょう。」

決算書類や報告書などを確認しながら、マンション管理の実態を分析していきます。

「管理費の額が低すぎるのではないかと… 値上げが必要でしょうか?」

「無駄な支出項目が多いですね。 単価も見直せそうです。 管理費の値上げを論じる前に、経費削減を徹底していきましょう」

「もっと早く考えるべきでしたかねぇ?」

「いやいや、決して遅すぎないですよ。 しっかり考えていきましょう。」

途中から、帰宅した理事さん二人も加わりました。 自分たちのマンションの将来について熱く語り合う、有意義な時間が過ぎていきます。

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運動不足

2007年03月03日 | 喜働

4日前に、軽い肉離れを起こしました。 実は、生まれて初めての肉離れ。

階段を勢いよく降りたとき、右足に経験したことの無い痛みが走りました。 「あっ。 やってしまった!」

あいてて… 痛みで、まったく歩けません。 右足を引きずって車に乗り込みました。

ところが。 出来るはずがないと思っていた運転には、支障が無いのです。 アクセルを踏んでも、ブレーキを掛けても、痛みはありません。

「あれっ? 直ったのかな?」 もう一度、車から降りてみます。 やはり歩けません。 ふくらはぎを伸ばしたら、痛みで歩くことが出来ないのです。

これから、母親が入院中している病院の主治医と合う約束がありました。 時間が迫ります。 車を玄関前に停めさせてもらい、また足を引きずって病院内を歩きました。

主治医との話を終えて、整形外科へ。 若い医師でした。 ベットにうつ伏せて、足を色々と動かされます。

「軽い肉離れですね。今週中には痛まなくなりますよ」

「明後日、卒業式です。 壇上まであがれるでしょうか?」

「はい。 鎮痛剤を出しておきますからね」

「原因は何でしょう?」

きっぱりと) 「運動不足です」

「はい…」

皆さん。 ストレッチと歩行は大切ですよ。 私も深く反省させられました。

エレベーターやエスカレーターは使わず、歩きます。 そして、極力、車にも頼らない生活を心掛けます。 運動不足を思い知らされた痛みでした。

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中退

2007年03月02日 | 子育て

平成17年度、全日制高校の生徒の中退率が 約1.7%になっています。 年間、約6万1千人の高校生が、一度入学した学校を離れているのです。

新聞記事では、都立高校の退学者の多さを指摘しています。 現在、中退率が10%台の都立高校。 十年ほど前に、生徒の半数近くが退学していた都立高校(実習や体験を授業の柱にすることで、現在は、退学率を10%程度にまで減らしたそうですが)

単純な問題ではありません。 社会構造の変化も含めた、根の深い課題を抱えていると感じます。

一方。 教師の人数は、全国の公立小中高校で、約82万人です。 教師の離職も多いのです。

採用されて一年目の夏までに、1割近くが辞めたという自治体もあるそうです。 教師の粗製乱造が言われた時期もありました。 今は、その再生産の時期なのでしょうか?

学校を信頼することは、何よりも大切です。 しかし、盲信はいけません。 そういう時代になっているのです。

やはり、家庭が基本です。 子供と向き合う時間が、ますます重要になっています。

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