クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

大浦慶の功労金(クリン家ドライブ長崎旅行・18)

2018-01-19 | 旅行記

そういえば、「グラバー園」の中で、

 (グラバー住宅よりも、ステキだな)と思った、お家が 

ありました


 「オルト住宅」です


 やはり、グラバーさんと同じく、ばく(幕)末に

ぼうえき(貿易)で

大もうけした

イギリス人、

オルトさんの お宅なのですが、

 その、オルトさんと組んで、日本茶ビジネス

大成功した

 ながさき(長崎)の女商人・おけいさん(大浦慶)

話も、

今回・きいて

かわいそうだったので、

ちょっと

のっけておきます


 おけいさんは、もともと・油商家の 生まれでしたが、

開国後、

「これから、外国人に

売れるのは、お茶よ

と 

見きわめ、

 九州中から、お茶を かきあつめて

オルトさんに

売ったそうです


 その後も、大々的に 日本茶を 海外に売り込み

「大金持ち

になった

おけいさんは、

 坂本りょうま(龍馬)たち、志士のパトロンにも なりました


しかし・・・

 明治に入ってからは、人にだまされタバコ取引の

「連帯保証人」に

なったりして、

はさん(破産)・・

 やしき(屋敷)を 売り払い、びんぼう(貧乏)生活

しのびながら、

 死ぬまでには、ちゃんと 借金を 返したらしい。

 そんな・彼女に、亡くなる 一週間前に、

明治政府から

とくべつ(特別)に

おくられた

こうろう(功労)金が、20円「ええっ


「・・少なっ」  (クリンの貯金は、30円


 (かわいそうだなあ。。)


・・・・


グラバーえん(園)には

さまざまな

にんげんドラマが ありました






(その19、「大浦天主堂と、26聖人殉教跡地」に、つづく)













 

 

コメント (2)
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