そういえば、「グラバー園」の中で、
(グラバー住宅よりも、ステキだな)と思った、お家が
ありました
「オルト住宅」です
やはり、グラバーさんと同じく、ばく(幕)末に
ぼうえき(貿易)で
大もうけした
イギリス人、
オルトさんの お宅なのですが、
その、オルトさんと組んで、日本茶ビジネス
で
大成功した、
ながさき(長崎)の女商人・おけいさん(大浦慶)の
話も、
今回・きいて
かわいそうだったので、
ちょっと
のっけておきます
おけいさんは、もともと・油商家の 生まれでしたが、
開国後、
「これから、外国人に
売れるのは、お茶よ」
と
見きわめ、
九州中から、お茶を かきあつめて、
オルトさんに
売ったそうです。
その後も、大々的に 日本茶を 海外に売り込み、
「大金持ち」
になった
おけいさんは、
坂本りょうま(龍馬)たち、志士のパトロンにも なりました
しかし・・・
明治に入ってからは、人にだまされ、タバコ取引の
「連帯保証人」に
なったりして、
はさん(破産)・・
やしき(屋敷)を 売り払い、びんぼう(貧乏)生活
を
しのびながら、
死ぬまでには、ちゃんと 借金を 返したらしい。
そんな・彼女に、亡くなる 一週間前に、
明治政府から
とくべつ(特別)に
おくられた
こうろう(功労)金が、20円 「ええっ」
「・・少なっ」 (クリンの貯金は、30円)
(かわいそうだなあ。。)
・・・・
グラバーえん(園)には
さまざまな
にんげんドラマが ありました
(その19、「大浦天主堂と、26聖人殉教跡地」に、つづく)