さいきん、
「読みごたえ」のある・本ばかり
よんでいましたが、
いちばん・しつりょう(質量)ともに 重かったのが、
この本です
『WOMEN 女性たちの世界史大図鑑』
ここには、
先史時代~現代までの
古今東西の 有名女性
が、
見開き1ページで 紹介されています
たとえば
、女王、王妃、巫女、高級しょうふ(娼婦)、
戦士、
スパイ、
医者、
政治家、
学者、
文学者、
アーティスト、
女優、
スポーツせんしゅ(選手)、
などの 有名どころから・・
ナイジェリアの女王や、
インドのとうち(統治)者、
軍をしき(指揮)した「ブルターニュ侯爵夫人」、
や
ザザウ王国の女王、
といった、
「だれそれ
」
な
人々まで、
実に はば広~く、
知らなかった・女性の世界を
知らせてくれます
中には、
男・顔負けの「女性海賊」や、
「女性犯罪者」も
とりあげられていて・・
クリンは、うかつにも
アメリカのごうとう(強盗)、
ボニー=パーカーのこと、
(かっこいいな・・)
なんて
思ってしまいました
また、生身の女性以外にも・・「不老不死の薬を盗んで
月に逃げた嫦娥(じょうが)」
など、
神話の人物とかも いたりして・・
(※中国の、中秋月餅を食べるきっかけとなった美女です)
いろいろな ヒントをもらえる
しげき(刺激)にみちた
一冊なのでした
べんきょうになること・この上ないのですが、
・新石器時代の女性の腕の骨は、現代のボート選手の腕の骨よりも強靭だった。
とか
・1969年のソ連には77万5000人の女性エンジニアがいた。これは当時のアメリカのエンジニアの総数とほぼ同数だ。
など
「えええええ~~~~」
な
じょうほう(情報)も あって おもしろい
いけにえ(生贄)
や、まじょ(魔女)
、男社会の
ぎせい(犠牲)になった
弱き存在としての
女性たちにも
相当のページを さいており・・・
名もなき女性の 日々の営みや、
どれい(奴隷)女性、
じゅうご(銃後)女性、
ろうどう(労働)力としての女性
の パワーや
フェミニズムにも きっちり・ふれていて、、
深みが ありました。。
クリン・・ 女性なのに、女性のことを
知らなさすぎたな。。
って
はんせい(反省)しています
(ブックレビューは、つづきます)