「雨」を テーマにした
文学作品は、
ここらで いったん・シメますが、
さいごに、
あれだけは
とりあげさせていただきとう・存じます
みやざわけんじ(宮沢賢治)の
「雨ニモ負ケズ」です
どなたも ご存じのし(詩)
でしょうが・・
たまに 思い出すと
心が「良い人」化しますので、
お時間
ございましたら、
お読みになって くださいませ・・
<雨にも負けず>
(※カタカナだと読みにくいので、漢字+ひらがなにします)
雨にもまけず
風にもまけず
雪にも 夏の暑さにもまけぬ
丈夫な からだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつもしずかに わらっている
一日に 玄米四合と味噌と少しの野菜をたべ
あらゆることを
じぶんを
かんじょうに入れずに
よくみききしわかり
そしてわすれず
野原の松の林の蔭の
小さな萓ぶきの小屋にいて
東に病気のこどもあれば 行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいと
いい
北にけんかやそしょうがあれば
つまらないからやめろといい
ひでりのときは なみだをながし
さむさのなつは
オロオロあるき
みんなにデクノボーとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに わたしはなりたい 」
(完 ※本当は、このあとお経が入ります
)
生き方を
考えさせられる、
すばらしい・し(詩)です
でも・・
(・・・クリン、でくのぼう
扱いは、
ぜったい・イヤなんですよね
もう少し
たっかん(達観)しないと いけないのかなあ・・)