さて・・
長らく お送りしてきた
「雨の日に読む小説・特集」
ですが、
なぜ
クリンたちが、この
とくしゅう(特集)
を
やろうと 思い立ったのか
その、
理由となる 本の紹介を
しておきたいと 存じます
その本とは
クリン家に、
40年くらい前からある、
『雨の日文庫』
です
あめのひぶんこ(雨の日文庫)
とは、
「雨の日に、お家で読みなさい」
っていういみ(意味)で
あつめられた、
分冊シリーズで、
これくらいの うすい本が、1はこ(箱)につき
20冊くらい 入っています。
いちおう、
子ども向けに 刊行された
ものであり、
今も「むぎ書房」という名で
世田谷に 存在する、
国語教育・充実系出版社、
「麦書房」が
作りました
小学校・低学年向けの、「ごんぎつね」とか、
小学校・中学年向けの、「カシタンカ」(ロシア文学)
とか、
今じゃ、あまりお見かけしない、児童文学者
(豊島与志雄や筒井敬介 etc・・)
の
作品など
昭和を かんじさせてやまない、
なつかしくも
良しつ(質)な 作品が、つめこまれています
(表現上、さいきんじゃ、タブーっぽいタイトルも
あったりして、
ワクワクします)
うちのチットは、
この ぶんこ(文庫)
を 大切にしており、
「生涯、捨てない
」って、言っています。
「
雨の日に1冊ずつ読んでも、
我が家には『雨の日文庫』が
4セットあるから、
80冊
いくら雨が降ろうとも、問題ないわ」
と
チットは むねを はりました
が・・・
しらべると・・、東京の
「平均降雨日は、年間100日」
くらいはあり、、
80冊では
足りないのではないか・・
と
クリンは 気づいてしまったのでした。。
(言いませんでしたが・・)
(次回、最終回は、あの人の名詩をよみます)