10月14日のブログでお知らせしましたモンブラン♪作りました~!
Chemin♪お菓子の小径☆特製モンブラン☆
Chemin♪のモンブランは生の「和栗」を使った 手間隙を惜しまぬモンブラン♪
今田美奈子お菓子教室のカリキュラムでは、基礎科の10月のメニューに出てきます。
そのときに教えていただいた、この和栗のモンブランクリーム。
かの昭和天皇の料理長(お名前忘れました。ゴメンナサイ!)が、初めてモンブランを昭和天皇にお出しして以来、天皇はこのデザートをこよなく愛したといわれます。
モンブランクリームの作り方は、生の栗を鬼皮のまま茹でて中身を取り出します。少し硬さの残る栗の実をミルクとバニラビーンズで煮て、熱いうちにフードプロセッサーにかけて裏ごしします。
中の実を取り出すときに、鬼皮と渋皮をむいて作ると黄色っぽいクリームに、私は半割りにした栗からスプーンで実を取り出しているので茶色のクリームです。
裏ごしした栗のペーストをクリームに仕上げるときにもう一度フードプロセッサーにかけてなめらか~に仕上げます。
モンブランの土台は、「ザッハマッセ」。オーツストリアはウィーンの銘菓ザッハトルテのケーキ部分ですが、これがとてもおいしい!
モンブランのためにダークチョコレートを焼きこんだザッハマッセはほろ苦く、甘いモンブランクリームにぴったり。
その上には、フランス製のマロンクリームで作った「マロンムース」。
栗の渋皮煮を包み込むように、甘みのない生クリーム。そしてそのうえに主役のモンブランクリームをたっぷりとこんもりと絞ります。
モンブラン=白い山の意味するとおりに、モンブランの仕上げには必ず「白いもの」をトッピングするきまり。私は粉砂糖を雪のように降ってお化粧しました。
スプーンで栗の実をほじりだす作業は、お菓子教室をしていたころは、小学生の長男がよく手伝ってくれました。
実はとても根気のいる作業です。
おまけに、裏ごし器が壊れるんじゃないかと思うほど力のいる作業。和菓子職人の方は毎日こんな大変なお仕事をしておられるんだなんてすごい!
大変な思いをしても年に一度は食べたくなる季節の味です。
日本の栗、オーストリアのザッハマッセ、フランスのマロンムース・・・各国の外交官が揃い踏みしたようなそんな贅沢なChemin♪特製モンブラン。
次回は10月21日、今年最後のモンブランとなります。ご予約いただきましたみなさま、ありがとうございます。どうぞお楽しみに♪
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