9月に入り、朝夕はすっかり涼しくなりました。
今日の神戸は快晴!
抜けるような青空♪ キラキラ光る海の青♪
真夏とは一味違う美しい須磨の初秋の風景です。
そして今年もイチジクの季節がやってきました。
昨年もご好評をいただいたChemin♪ 秋のタルトの一番人気「イチジクのタルト」。
今年も皆様よりのオーダーをお待ちしています♪
本日ご紹介するのは、イチジクのお菓子ですがちょっぴり変り種♪
サントノレ・オ・フィグ(イチジクのサントノレ)
白ワインで作ったイチジクのコンポートと生のイチジクを「サントノレ」という有名なお菓子仕立てにしてみました。
「サントノレ」はフランスのシェフ「シブースト」が考案したお菓子で、彼のお店があったサントノレ通り(現在とは異なる)にちなんでつけられた名前です。
飴がけしたプチシュー生地がまるで王冠のようなお菓子の形
シブーストクリームというカスタードクリームとイタリアンメレンゲで作ったフワフワのクリーム
「サントノレ口金」で絞った生クリーム
どれもがため息が出るほど美しいお菓子♪
今回オーダーくださったのは、Chemin♪のお菓子をご愛顧くださるお琴のH先生です。
およばれにお持ちくださるということで、「イチジクのタルトは大好きだけど、もしイチジクを使ったお菓子が他にあったらそれを・・・」
そのときになんとなく浮かんできたのが「サントノレ」です。
繊細なイチジクの味をあじわっていただきたくて、甘いシブーストククリーム よりもあっさりとしたディプロマットクリームを使いました。
パータフォンセとシュー生地でできた土台に飴がけした小さな小さなプチシューを、やはり飴でくっつけて王冠のような形にします。
ディプロマットクリームの間に白ワインで煮込んだイチジクのコンポートをはさんでいます。
ケーキの表面に生クリームを絞って生のイチジクを載せました。
聖オノレは紀元660年頃の司教で、神の手からパンを授かったと負われ、パンの守護神とされました。
シブーストが考案した「サントノレ」が評判となりそれ以来、聖オノレ(サントノレ)はお菓子の守護聖人とも言われるようになりました。
作る工程も多く見た目も味も印象的なので、「サントノレ」を習ったときは、「難しいけど作ってみたいなぁ!」と憧れたお菓子です。
残ったシュー生地とクリームで作ったおまけは小さなシュークリーム♪
今回のシュー生地は「イデミ・スギノ」の杉野シェフのレシピ。
杉野シェフのシュー生地のレシピは「パリブレスト」で出会ったのですが、生地が焼く前に少々冷たくても、まぁるく、スコーンと中が空洞に焼けて翌日まで香ばしいシューです。
次男は晩御飯のあとにこのプチシューを6個一気に食べてくれました。(アリガトネ!)
H先生、オーダーありがとうございました!
そして、ケーキをお届けしたときにいただいた「スズキの燻製」、とってもおいしかったです!
とてもめずらしいスズキの燻製、食べ方を教えていただいてその通りに♪
スライス玉ねぎ、セロリ、貝割れ大根をクリルと巻いて他は何もつけずに♪
ご馳走様でした~!
食欲の秋ですねぇ~( ==)旦~~ シミジミ...
ではまたね♪ See You~!