1月18日、ホテルラ・スィート神戸にて催された養生リトリート美食同源セミナー
昨年9月に行われた第一回目に続き、今回もセミナー後に提供される総料理長大山シェフの薬膳フレンチの食前茶とデザート時に提供される食後茶をお任せいただきました。
今回のテーマは東洋医学による『 睡眠サポート 』と『冬の養生』
健康的に生き、ウェルビーイングを手に入れるために誰もが必要な「睡眠」
季節の養生とともに知っておくべきお題に漢方医 松沢祥子先生は睡眠にかかわる物質「セロトニン」と「メラトニン」を増やすための5か条、中でも睡眠のための「腸活」について詳しく教えてくださいました。
鍼灸師 西川千賀子先生は、快眠におすすめのツボと呼吸の仕方を教えてくださり、その場で実践!
呼吸は吸うよりも吐くことを意識すると上手にできるそうですよ!
そのあとは祝言朗読家の三浦 摩紀 さんと参加者で行う「輪読」
美しいひとつの「詩」を三名でリレーしながら朗読され、耳からの癒しと養生を体験。
座学を終えたらお楽しみに大山シェフの薬膳テロワールフレンチです。
今回のテーマは「睡眠」と「冬の養生」ですが、普段はフレンチには使ったことがない・・という食材や調味料を果敢に工夫を凝らして使われました。
海老と菜の花の鮮やかな一皿から始まり、ゴボウのスープ・・・
どれも素晴らしくおいしかったのですが一番印象的だったのが河内鴨と朝来産岩津ねぎのロティ
地産地消、テロワールを大切にしておられる大山シェフの大胆な発想から生まれた一皿は絶品でした。
すばらしいお料理に合わせるお茶ですが・・・
食前茶は身近にある植物を使った「和のスパイスティー☆冬のリラックス養生茶」をご用意しました。
身体を穏やかに温め、健胃やめぐりをよくする薬効のあるものとともに香りでリラックスして食事ができるようなお茶です。
食後のデザートは新春企画にぴったりの「ガレット・デ・ロア」
そこで合わせるお茶はバターやアーモンドたっぷりのお菓子に負けない和紅茶、三重県亀山のべにほまれ紅茶(伊達製茶)を選びました。
べにほまれはインドのアッサムから持ち帰った種を日本で育て選抜されて出来上がった茶の農林1号。その後の「べに」がつく優秀な紅茶品種のお母さんです。
そんな貴重なべにほまれも紅茶の自由化、お茶の輸出激減から生産されなくなりついには幻の品種といわれていたものを亀山で復活させる取り組みが地道に行われ、昨年はついに国産紅茶グランプリで準グランプリを受賞する快挙!
ひとりひとりきれいに作られた小さなガレット・デ・ロアで新春の運試し。
たったひとつのパイに忍ばされたフェーブが見事あたったのは西川千賀子先生でした!
お楽しみがいっぱいのホテルラ・スイート美食同源リトリート養生セミナー
お茶も「美味しかったですよ~」とお声をかけていただけてとても嬉しかったです。
企画、進行してくださりお茶の提案をおまかせくださった「女性と健康社」の福岡真理子さん
講師の松沢祥子先生、西川千賀子先生、祝言朗読家の三浦 摩紀さん
大山総料理長とスタッフのみなさま
ご参加くださったみなさま
そして名古屋から駆けつけてくださった友人Kさん、Tさん。
ほんとうにありがとうございました。
次回は最終回3月1日。
テーマは「美肌サポート」です。
美肌・・・聞き逃せません(*^-^*) 今から楽しみです!