「日本茶AWARD」という日本茶のコンテストがあるのをご存じでしょうか?
日本茶の新たな価値を見出し、多くの方に多種多様なお茶の美味しさや香りを伝えていきたい。
新しい視点から個性的な日本茶を発掘し、発信する・・というコンセプトのユニークなコンテストです。
出品されたお茶の個性や魅力を引き出すために、お茶を飲む消費者や多分野のスペシャリストの視点も取り入れる・・・そんな新しい審査法を取り入れています。
新型コロナの影響で2年ぶりに開催する今年は503点の出品があり、1次審査、2次審査を経て優れたお茶20点が「プラチナ賞」に選ばれました。
新型コロナが終息していない今年は、新たな審査方法として3次審査小規模なティーパーティー形式がとられ、わたしもパーティーホストとして協力させていただきました。
会場は自宅(*^^*)
協力くださった審査員は、いつも仲良くしてくださりお世話になっているお玉組のみなさまです。
感染対策をして、ソーシャルディスタンスをとってセッティング。
花を飾ろうか?と思いましたが、香りが審査の妨げになるのを避けるため手持ちの茶器を飾ってお茶の気分を盛り上げていただきます(^^ゞ
20種類を順番に淹れて次々飲んでいただくので、休憩やお口直しもご用意。
大ぶりの土瓶型急須にはお口直しの白湯。
お茶の味をできるだけ損なわないようにと選んだお口直しは、自家製2年物の茶梅、メレンゲクッキー、グリーンマンゴー、無花果のドライフルーツ、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ペカンナッツ。
10点、飲んでいただいた後にはしばし休憩を。
お口直しの薬膳コンポートをお出ししました。
秋から冬にとりたいもの、林檎、梨、サツマイモ、蓮根、シロキクラゲ、棗、黒豆をハチミツで優しい甘みを
雲南紅茶の鮮やかなオレンジ色のゼリーを添えて(*^^*)
みなさんからはよく見えますが少し離れた場所でお茶を淹れました。
笑っていますが、審査会の煎じ手は結構緊張しました~(笑)
お道具は自前のものなのでその都度洗って使います。
普段もリーフのお茶を家で飲んでおられるみなさま、お茶の美味しさはよくご存じとは言え
500点以上から厳選された20点ですから、どのお茶も美味しくて審査は大変!
さて次はどんなお茶かしら??
真剣ながらワクワクと審査してくださり、無事にそれぞれのマイフェイバリットティーを選んでくださいました。
お玉組のみなさま、ご協力本当にありがとうございました。
わたしも久しぶりに人前でお茶をお淹れすることができてとても楽しかったです。
また、自分以外の人の好みは結構違うものだなぁ!と当たり前ながら、あらたに感じることもあり、私自身の勉強もさせていただきました。
どのお茶が「日本茶大賞グランプリ」に選ばれてもおかしくないので予想もできませんが、12月4日に大賞と準グランプリの発表、表彰式があります。
みなさんが選ばれたお茶ははいっているかな!?結果が楽しみです!