東京は桜が満開です。今年もさみしい桜のシーズンになってしまいました。
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Skin Care School 週刊発行
淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
□ 3月26日 vol.0945
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発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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3月のCONTENT
5日発行済み≫季節のお手入れ
12日発行済み≫お肌の悩みQ&A
19日発行済み≫豆知識
26日発行 ≫季節のトラブル
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季節のトラブルーマスク荒れと肝斑ー
あっという間に桜も満開に近づきました。私の住んでいる龍ヶ崎市の大きな公園の桜は今年はちょっと寂しい花のつきで、犬の友達と桜問答をしています。桜って本当に気持ちを明るくしてくれますね!
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緊急事態宣言が明けました。急に出張の飛行機も混んできた気がします。飛行機の便もついこの間まで運休の便が殆どで発着もスムーズすぎてビックリでした。なんといっても予定時間よりも早く着く!という事が当たり前のようにありましたから、空の上もとても空いているようでした。でも緊急事態宣言後は変わってくると思います。今日24日は全国で1918人と、増えてますね!東京も420人、大阪262人、宮城171名…宮城171名は心配ですね。仙台131人という事で集中していますが、地震とコロナで石巻の友人は“心が折れる”と言っています。本当にそうですよね!
宮城県の独自の緊急事態宣言が4月11日まで出ましたね!12月の反省を踏まえると卒業式や卒業旅行、新入学、新社会人、それからゴールデンウィークとこの時期はとても拡大が心配な時期ですよね!気を引き締めていかなければなりません!
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さて今回は紫外線の強さもかなり気になってきましたので、マスク下の肌荒れトラブルの中でも急に目立ち始めた“シミ”の勉強をしてみましょう。
以前にもマスク肌荒れでお話しましたが、メラニン色素のトラブルは発生するとなかなかやっかいなトラブルで、上手に改善させられるかどうか、そこも勉強してみましょう。シミと一言でいっても現代ではシミと肝斑というメラニン色素のトラブルを分けていますが、もうひとつ遺伝的要因のソバカス(雀卵斑)がメラニン色素のトラブルとしてはあります。シミ(肝斑)は何度か勉強してきましたが、やはり今回はマスク肌荒れとして勉強してみましょう。
今、挙げましたシミ、肝斑、雀卵斑は代表的なトラブルですから復習してみましょう。昔から私はシミ=肝斑を内因性と外因性と分けていました。現在はシミは外因性、肝斑は内因性という事になります。内因・外因とはそのまま内因性は身体の中との関係でメラニン色素が発生、外因性は日焼けなどが原因で発生するということです。
肝斑の特徴は身体の内面が影響してシミが発生するということ。その為、発生する顔面の部位によって東洋医学的にその原因を想定していきます。そして何故か左右対称に形が形成されてくるのが内面的なシミの特徴になります。これが現代での肝斑という訳です。代表的な肝斑は眼瞼肝斑と呼ばれる下まぶたの端から頬骨に沿って左右対称に現れるシミで婦人系のトラブルが原因と言われ、心身性肝斑とも言われて妊娠後期の妊婦さんに発生したりします。30年以上前は栄養状態から第一子から発生する女性が多かったのですが、今は第二子、第三子に発生する方が多いようです。この妊娠性の肝斑は的確な日焼け止めやケアにより、1年くらいで自然に薄くなる方が多いトラブルです。子宮の筋腫などのトラブルも術後薄くなる方が多いのも事実です。
内因性の肝斑はその他にも内臓関連部位に発生しますので、肌をしっかり見られる方でないと安易に「肝斑です!」とは言えませんし、内的原因の改善も必要なメラニン色素系トラブルという事になります。また、それとは原因の違うメラニンのトラブルが、今マスク肌荒れでもよく発生する外因性のメラニン色素の沈着トラブルということになります。
内因・外因ともにトラブルを外傷性肝斑とずっと勉強してきまして、これはマスク肌荒れそのものという事になります。ちょっと面倒な話になりますが、理解してほしい所なので、ちょっとメラニン色素の発生を勉強してみましょう。メラニン色素は肌の表皮と呼ばれる部分の一番下の基底層にあるメラノサイトというものがメラニンを作り出します。表皮(皮膚表面)が紫外線を浴びるとメラノサイトに信号⇒メラノサイトはメラニンという色素を生成⇒段階を経てメラニン色素となります。表皮一番下の基底層の基底細胞の36個に1個と言われる割合で分布しているのがメラノサイトで、メラニンの量が増えすぎると色素沈着が起こります。本来ならばメラニンは紫外線から肌を守る為のもので決して悪いものではありません。ターンオーバーと呼ばれる新陳代謝によりアカとして皮膚表面から自然に排出されます。ターンオーバーは人により、肌質や年齢でそれぞれ違い、肌質の良い若い方(20歳~25歳くらい)ならひとつの細胞で28日くらいの周期でターンオーバーされます。年齢が上になればなる程、特に乾燥肌の方は遅くなる傾向があります。ターンオーバーがうまくいきませんと皮膚表面の角質(手で触れる部分)は肥厚して、くすみやシワの原因になります。という事でメラニン色素は肌を守る為に生成されるのですが、ちょっとしたアクシデントで沈着する!という事を知って下さい。そのアクシデントを少し挙げてみます。
1)紫外線による日焼けは全体に影響
2)ストレス
3)睡眠不足
4)アルコール、刺激物etc
5)便痢
6)糖分のとりすぎ
7)アレルギーなどのかゆみ
8)ティッシュやコットン、パフなどによる摩擦
9)スキンケア不足
10)日焼け止め、メークをしない
まだまだ考えられますが“マスク肌荒れ”の原因は外的要素が強いので、これらの中でも摩擦、スキンケア不足、メークをしないということが新型コロナ禍だからこそのマスク肌荒れの元凶となったのでしょう。ちょうど眼瞼下の頬骨あたりにメラニン色素が発生していませんか?ちょっとした赤みはありませんか?一番女性がシミを発生させやすい部分にマスクは当たっているわけです。今からでも間に合いますので、必ず朝メークをして下さい!さらさらとパウダーを乗せた状態でマスクをしましょう。マスクにファンデーションが付くのが嫌!という方もいらっしゃると思いますが、何十年ものお付き合いの肌は保護してあげないと目に見えないカブレを起こしてしまっているんです。そして夜のクレンジングはメークしなくても1日の肌に付着した汚れを刺激なくキレイに落とす為に使ってください。そのクレンジング選びで弱った肌に対しての思いやりに差が出ます。迷ったときのお勧めはシェルクルール化粧品の34年の歴史の中で一番のベストセラーコスメ、ベーシッククリームは添加物も少なく、全て天然由来の油分で構成され、肌を労わってくれながら汚れを落とす事が出来ます。あまり商品紹介はしないのですが、新型コロナ禍の皮膚トラブル急増でやはりクレンジングはとても大切なので紹介させていただきました!
気づきのある方はすぐに日々の過ごし方を修正し、肌にとってのアクシデントを減らすよう努めてください!そして学生時代に紫外線を多く浴びるようなスポーツをされて結構日焼けしていた方は、メラニンの“色素の記憶”といって、紫外線が強くなるとメラニン色素を多く生成してしまいます。そうすると現在の肌力において沈着が起こりやすくなってしまいますから、紫外線対策=“メークをすること”をしっかり守ってあげて下さいね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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