豆知識ー寒暖差アレルギー

今年も緊急事態宣言からスタートの年となりました。何とか乗り切る努力とアイデアの一年です。
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　　Skin Care School 　 週刊発行 　

淳　子　先　生　の　お　肌　の　学　校
　　 　
□ 1月22日 vol.0936 　
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　１月のＣＯＮＴＥＮＴ
　１日発行済み≫ごあいさつ
２２日発行　　　≫豆知識
２９日発行予定≫季節のトラブル　
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豆知識ー寒暖差アレルギー　

すでに２０２１年１月も下旬になりました。新型コロナウイルス禍で１年経ちましたね。昨年の緊急事態宣言の時とは感染率が全く違いますが、東京都の資料で検査人数１０，０４０人検査の陽性率１１．７％と１月１７日の数字が出ています。あっと言う間に感染率が増えてしまい緊張が走りました。そしてここで２月７日までの緊急事態宣言ですが、１月１９日は上野駅利用者はいつもよりずっと少なく感じました。１月１７日土曜日は昨年の並の静けさが漂う上野駅でした。やはり多くの人はきちんと守っているんだなぁ～と実感しています。マスク生活とうがい、手洗いの励行とアルコール消毒の実施でインフルエンザ感染者の少ない事にはびっくりします。ちなみに資料によると２０２０年９月から１月までで６６４人のインフルエンザ感染者数で例年の０．２％以下という記録的な少なさになっているそうです。ウイルスの干渉といって２つのウイルスが同じに流行しないのではないかという現象があるんだそうです。ただインフルエンザの予防接種は例年と比べて３倍だったということ！ソーシャルディスタンス、殺菌など例年にない感染予防がインフルエンザには大変効果を出しているという事でしょうか？干渉効果と感染予防の対策はインフルエンザウイルス感染予防効果抜群という事ですね！まだまだ新型コロナウイルスはパンデミック状態ですので今まで以上の予防対策が必要という事ですね！

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さて、そろそろ花粉症の季節がやってきますが、今年の花粉状況はどうでしょう。昨年の６、７、８月の気温からすると、急に８月が猛暑状態になりましたので、例年より花粉は東日本で多く、西日本ではやや少なくなると予測されています。スギ花粉症そしてヒノキ花粉症のある方は、咳や鼻水は新型コロナ禍なかなか厳しいものがありますから、辛い時期と言えますね！マスク対策万全なので“花粉症です！”とシールでも貼りたい気分になるのではないかと思います（昨年は店内でシール使用している方がいました）花粉症はアレルギーですが。通年くしゃみや鼻水で困るトラブルがあります。花粉症でも風邪でもないのに、くしゃみを連発したり鼻水が出たり忙しいトラブル、これを寒暖差アレルギーというのですがご存知でしょうか？

症状だけ見ると風邪や花粉症とそっくりなのに、アレルギーの原因が特定できないのが寒暖差アレルギーなんです。原因は１月の温度差なんです。実はこの所、温度差が激しい日が続いていたので、ちょっとチェックしてみようと思ったわけです。気温差７度以上がキーワードで、大きな気温差によって自律神経が乱れて起こるアレルギーと言われます。非常によく似た症状ですが、風邪のように「発熱がない」こと！そして花粉症のように「目がかゆい」「充血する」という事がありません。アレルギー原因がないので、抗ヒスタミン剤や鼻炎薬などが出る程度のようです。そこで寒暖差アレルギーの自律神経の乱れとはどうゆう状態なのでしょう。自律神経は体を活動させたり昼間に活発に働く交感神経と安静時や仕事が終わったリラックスタイムに活発になる副交感神経があり、この２つの神経のバランスが内臓や血流の働きをコントロールしてくれる身体を上手に維持する神経です。血管は寒いと収縮して温かいと拡張します。この寒暖差７度という大きな変化で自律神経の誤作動が起こってしまい、イライラや食欲減少、胃の不調、不眠などを引き起こします。そして目の痒みの充血はありませんが花粉症とよく似たくしゃみや鼻詰まりと起こしてしまいます。誰にでも起こる事なので身体に痒みを感じたり、カサカサに肌がなると蕁麻疹のようになったりします。丁度季節の変わり目が昼夜の気温差が大きく、自律神経が乱れやすくなります。寒暖差アレルギーはアレルギーとはいいますが、体質改善などでバランスをとる事が出来るアレルギーです。そこでちょっとだけ心当たりがあれば改善して頂きたいと思います。花粉症アレルギーにも効果は期待出来るので花粉症の方も活用して下さい。
・飲酒は控えるまたは冷たくして飲まない
・入浴は湯船を使ってゆっくりとリラックス
・深呼吸を朝・夕３回
・野菜をしっかり食べる（特に温野菜）
・朝・夕お白湯を飲んで、朝は内臓の活性、夜は血行を高める
・軽いストレッチやウォーキングで筋力を落とさない
・便通を整える
・出来るだけ早く寝る
これらはすぐに出来るストレス解消法なので活用して下さい。

そしてもう一つは、スマホやＰＣは自律神経の乱れを起こしやすくなるので、寒暖差アレルギーかなと思ったら、寝る１時間前は控えて下さい。寒暖差アレルギーは赤ら顔状態も作る可能性がありますから、スキンケアはマスク生活ではありますがキチンとして頂いた方がもちろん良いですよ！近頃の乾燥状態では、皮膚老化シグナルがかなり出ていますので、気づいてあげる事も大切です。まず、肌のツッパリ感を感じたらスキンケア不足と考えてクレンジングから見直して下さい！今年もシーズンタイムリーに提案していきますので宜しくお願いします。

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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