日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

シマシマ

2008-01-11 | ひなの話

 
膝に乗ったひなの背中に、ちょっとイタズラ
指を開いた状態で、毛を逆方向に撫で上げると、きれいなクッキリした縞模様ができました

「アメショーみたいなくっきりタビー」と母に見せると、
「ウリ坊みたい」と言われました


ひなの毛は、表面は黒っぽいですが、中はほとんど白です。
どういう構造なのかいつも不思議に思っていました。

最初は単純に、毛先が黒くなっているのかな?と思っていましたが、それなら、生えたばかりの短い毛は黒いのか?
そうだとすると、いっぺんに生え変わってるわけではないのだから、長さの違う伸びかけの毛もいっぱいあるはずで、こんなに真っ白には見えないはず…
では、伸びてくると毛先に色が着くのか?
でもよく見ると、白い根元の毛に混じって、ちょっと固めでまっすぐの黒っぽい毛もあります。
白っぽい毛は、もっと細くてちょっとウェーブがかかっています。
どうやら、白い毛は短くて細いので、長めで太く黒くまっすぐな毛が表面に出て模様になっていて、白い毛は、毛を掻き分けて初めて見えるのかもしれません。
この白い毛が、いわゆる「アンダーコート(下毛)」なのかぁ、とちょっと納得。
たぶん、ひなの毛皮の手触りがフカフカで滑らかなのも、このアンダーコートがたっぷりあるからなのでしょうね

ユズの場合、毛を掻き分けても、ひなほど真っ白ではありません。
表の毛とさほど変わらない、ベージュがかった色。
手触りも、フカフカではなく、ピッタリ体に沿って毛が寝ているような生え方です。
(寒い時は空気を含むように少しフワッとなってたりしますが)
硬くて長めの毛の分量が多くて、アンダーコートは少なめのようです。

模様はシマシマが途切れがちなブチ混じりとよく似ているのに(毛の長さ自体は、ひなの方が短いように見えるし)、結構違うもんだなぁ、と面白く感じました。

コメント (12)
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