大きな金魚鉢です。
口径 20.5㎝、胴径 24.3㎝、高 29.5㎝。重 1.47㎏。中国製。現代。
この品も、先回の透胎七宝花紋鉢とほぼ同じ時期に、骨董市で求めたものです。
上の写真のように大きな気泡が所々にあります。
これは戦前の金魚鉢ではないか。しかも値段は相場の十分の一。スワっとばかりに入手しました。
グラビールで花模様が彫ってあります。
しかしっ!!
彫りがいかにも粗雑です。
どうもこれは、中国で作られた新物の可能性が大
そうこうしているうちに、どの骨董市でも似たようなガラス鉢が並ぶようになりました
オンリーワンの掘り出し物!と思い込み、あわてて手を出して小火傷(金銭的には)。先回とおなじく量産品をつかむことになりました
初めて出合うと、あばたもえくぼに見えてしまうものですね。
好環境において、しばしの間、輝かせてあげました
ずっと昔、空箱から金魚を取り出すマジックで使った日本製の金魚鉢と較べても、大きさでは圧倒的。
一度、水をはって金魚を泳がせてみるのも一興かと。
その後は、粗大ゴミへまっしぐらの運命です
つい、自分で都合の良いように思いこんでしまうのですね。いわゆるスケベ―根性があるとそれが倍加。スッテンコロリンと転びます(^^;
そんなわけですから、擦り傷、切り傷だらけです(^^;
物ではなく、人相手の場合は、力関係によって、私の方が粗大ゴミになる可能性が大です(^^;
そうですよね。我が家にも、ピータンを入れていた甕と、老酒を入れていた甕があります。
昔、40年程前になるでしょうか、横浜の中華街に観光バスで行った際、中華街で買い、観光バスに乗せて持ち帰ったものです。
茨城まで持ち帰ったまではよかったのですが、そこから自宅に持ち帰るのが大変でした(><)
電車に乗せて持ち帰ったのですが、2日がかりで、2回に分けて持ち帰りました(~_~;)
自慢の甕で、玄関脇に飾っていたのですが、その後、20年くらい(?)経ってからは、そのようなものが、どこの骨董市にでも並ぶようになりました(~_~;)
今では、自慢の甕などとは言えませんが、傘立てとして活躍してくれてはいます(^_^)
この金魚鉢も、一度は惚れたものなわけですから、粗大ゴミとしないで、なんとか生かしてやってください(^_^)
それにやっぱり中国がらみですね(^^;
ゲットしてしばらくの間はいい調子なのですが、そのうちにだんだん怪しくなってきて、やっぱりそうだったか、となった時の気持ちは何とも言えませんね。思わぬところでネズミ捕りにひっかかってしまったときのような嘆き、後悔、自責の念、やりどころのない怒り、いろんな感情がミックスされて立ち直るのに一苦労です(^^;
件の壷は、傘立てとして立派に役目を果たしているので良いですね。
夜中にコソッと拾いにいきたいです。🤣
近ければ、そのまま手渡しでいけるのですが残念です。
ガラスの粗大ゴミは、割って出さざるをえません(^^;