内容(「BOOK」データベースより)
ふいに思い知る、すぐそこにあることに。時に静かに、時に声高に―。直木賞作家が描く「死」を巡る十の物語。
虫の息
時計
逃げる
ドア
ボトルシップ
赤へ
どこかの庭で
十三人目の行方不明者
母のこと
雨
読書備忘録
「虫の息」
いいなぁこの話
おばあちゃん二人がね・・・虫の息は案外おちゃめだったの。
これがいちばん好き。
その後、どれもそっかぁ~と読んでいて・・・
「どこかの庭で」
で、思い出した。
ブログを始めた頃、何度かコメントのやり取りをしたチェロつながりの方
ある日いつもより巨大な複数の口内炎で医者に行ったら大丈夫気にしない。と、言われたけれど検査したら重大な病気で・・・今見たらブログは残されていました。
「母のこと」
八十三才かぁ・・・私は七十過ぎてそうなったらもういっかな・・・
男の人のほうが往生際が悪いようで、そっかもね・・・
この母はご自身で決めたの。立派です。受け入れた娘(って荒野さんでしょ?)も・・・
夫の母もさいごは立派でした。私もさいごくらいは、もういいかげんにしてくれないかしら?なんて思われるより先に・・・うだうだせずにキッパリ決めてやります。と、今は思っております。
生まれたら必ず死ぬ。いつかは・・・そろそろ覚悟は決めておかないと、互いに。