本・加藤シゲアキ 「なれのはて」

2024-11-30 07:48:19 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

第170回直木賞候補作!

一枚の不思議な「絵」から始まる運命のミステリ。

生きるために描く。それが誰かの生きる意味になる。

ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。

1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。

芸術が招いた、意図しない悲劇。

暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。

長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。

戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。

「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物のなれのはてだ」


               

 読書備忘録 

面白かったわ~!

先が気になりぐいぐい読まされ二晩でよんだ。

名前がね、なかなか覚えられないお年頃なものですから、あの人はこの人の〇だから、この人は〇でしょ?で、この人は?と家系図のようなものをメモして読んでいました。

勇と道生の事情がわかったとき、うるっときた。

日本があと一日早く降伏していれば・・・

だから戦争なんかしちゃいけないのだよ。

なるほど・・・なれのはてか・・・

他の作品も読んでみようと思いました。

★★★★★



ランチはとんかつ和幸でカキフライ ♪

2024-11-29 07:40:30 | ソトショク ♪

ランチ行かない?

あら、いいじゃない!どこ行く?

カキフライ食べたくない?

あー食べたい!と言ってくれたから行ったのだけれど、メニュー見ていたら肉が食べたくなったようで・・・

私はカキフライしかオツムになかったから、カキフライっ!

大きくて、熱々!ふはふはジュワー・・・美味しくいただきました。

ごちそう様でした。

 


美容室 と 崎陽軒 と 成城石井 と ブルディガラ ☕

2024-11-28 08:06:23 | パン・お菓子・お食事 ♪

朝の情報番組で、崎陽軒でパンが買える。

そんなのが流れていたから見ていた。

へぇー美味しそう!どこかでみつけたら買ってみよう。

そんなことを思い出しながらカットしてもらっていて、お昼どうしようかしら?と、思ったときに崎陽軒のシウマイ弁当がポワンと浮かんだ。

なので昨日のお昼は崎陽軒のシウマイ弁当でした。

 発酵バターの薄焼きクロワッサン 

帰りに成城石井でミックスナッツを買ってレジに行くところのパンコーナーで動かない奥さんがいて、どうしたのかな?と、見たら、このパン持って迷っていました。

なんだこりゃ?と、手に取るところだったから・・・

これなんだと思います?と聞かれたからクロワッサンって書いてありますよね?

こんなクロワッサン見たことあります?

いえ、初めて!でも美味しそうですよね。圧縮したみたい。ギュッと!と言って、カゴに入れました。

そしたら奥さんも食べてみないとわかりませんよね?団扇みたいと言ってカゴに・・・

なんとなくフレンドリー感が漂っていたのです。きっと奥さんも私のことをそう思ったのだと思います。

たまに、いい感じにそういうことがあります。ツンツンさんは苦手です。

パキッと割って食べました。

ほんのり甘くてお菓子みたい。

 シュトーレン 

そうそう帰りにシュトーレンを買って来ようと思っていたんだわ。

エキナカのブルディガラへ・・・

細く切って・・・長い事楽しみます。

 クロワッサン 

朝、ハムとレタスをはさんで食べました。

 

      

美容室はと言うと、一か月分カット!

一か月だからそんなに伸びてはいないけれど、もっさりしてきたからきれいにしてもらいました。

どうですか?と鏡で見せてもらった時に、わーきれい!素敵!・・・きれいなお姉さんにお礼を言って、次回の予約は来年になっちゃったから、ちょっと早いですけれどと、年末のご挨拶と来年もよろしくのご挨拶をして、美容室帰りのいつものうきうきで帰ってきました。

髪は素敵なのよね~・・・あ、声もきれいです。私!・・・


本・白石一文 「Timer 世界の秘密と光の見つけ方」

2024-11-27 08:04:51 | 図書館本 読書備忘録 

 あらすじ

「どんなにかなしいことがあっても、本当にかなしむ必要はない。この世界に悲劇なんてものは存在しないんだから。」89歳までの健康長寿を保証する夢の装置Timerを開発し、失踪したサカモト博士が残したメッセージにはどんな意味があったのか?装着したTimerの消滅日=死を目前に、カヤコは突然、「博士を捜し出し、Timerの秘密が知りたい」と言い出した。その時限設定を解除した者は不老不死になるという噂もある。彼女の真意は不明だが、僕は同行を決めた。年老いて夫婦二人きりになった今、カヤコの死は、僕の死だった。健康長寿を保証する世紀の発明“Timer”。なぜ開発者は消えたのか?装着したTimerの声に導かれ、余命わずかの老夫婦は、禁断の地へ向かう。“死”の果てを描いた異次元の衝撃。人類究極の問いを突破する白石文学の新たな代表作誕生!

               

 読書備忘録 

Tmeri装着者が人口の三分の一を超えているって・・・そんなに埋め込んだわけ?

どんな事になっちゃうのか?ってことですよね?

健康な状態で装着すれば、事件、事故に巻き込まれなければ89歳までは生きられるようですが、そんなに無理して生きてどうする?

ミラクル・ベイブが出現したときには、はぁ?

われわれ人類が有史以前からつづけてきた残虐行為が、ついに限界点を超えたことによって、このような「怒りと絶望の光」が豚たちの身体から発せられたのであろう。って・・・食べちゃっていたからね。そう思うのなら米を作り畑を耕し・・・ってことなのかな?

Timerを外したかったの?そんなことできるの?あ、博士がね・・・

途中まで面白いこと考えるのね?と、面白く読んでいたけれど・・・

カヤコが太陽に向かってつぶやいたことが・・・あ、そうなの?

ちょっと私には難しすぎました。

★★★☆☆

 

朝から暑い!

雨あがり・・・空気がきれい!

ぐるっとしたら汗かいた。

昼間、何着て行く?・・・20℃超えだそう。



本・篠田桃紅 「桃紅一〇五歳 好きなものと生きる」

2024-11-26 07:10:51 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

孤高の美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真&エッセイ集。都心の自宅と富士山を望む別荘のしつらい、敬愛する芸術家の作品、文房四宝や自作の着物、漆椀に菓子皿。暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。


               

 読書備忘録 

山中湖の山荘がとても素敵。

一生もの・・・あるかなぁ?と思った時、母のおばから、母がもらって私に来た真珠のネックレスがあったわ。一生ものがあってよかった。ひとつでも・・・

「無用の時間、用を足していない時間を持つことは、非常に大事なことだと思います」と・・・

★★★★☆

 

そう言えば昨日の夕方の情報番組で六義園を ”ろくぎえん” とアナウンサーが言ったから、違いまーす! ”りくぎえん” でーす。と、テレビに向かって言ったら、すぐに  "りくぎえん"  ですね。と言い直していました。

だーれも居ないからテレビとしゃべっていたりして、あっぶなーい!



Cheese Cake&Craft Soda 01 one ☕

2024-11-25 08:11:02 | パン・お菓子・お食事 ♪

 おみやげ

おー・・・上尾の美味しいチーズケーキだね。

売り切れちゃってなかなか買えないんでしょ?

ありがとう

寒かったでしょ?

あ、車か!・・・🚘

どれにしようか?

どれも食べたい!

じゃ、切ろうか。

ほっそ~く1/4に切って・・・

抹茶の小豆おいし~い!

ナッツ?これもおいし~い!

などと言いながら楽しくいただきました。


バターバトラー の バターキャラメルポット ☕

2024-11-24 05:44:10 | パン・お菓子・お食事 ♪

乗り換え時、あら~美味しそっ!

と、ちらっと見ただけで電車の時間があったから、ちょっと3人待ちは無理だわ!と、エレベーターに乗った。

で昨日・・・のこのことついでだからと大した用でもないのに、駅に行って買って来たわけで・・・

美味しいわよ!と、自信満々に息子にどうぞ!したら、旨いっ!

あら、よかったわー・・・

別に息子が来ていなくても、一人で食べられましたけれど、お値段的にちょっと独り占めはできない!と、思いましたのでね。

 


本・川上弘美 「明日、晴れますように 続七夜物語」

2024-11-23 08:24:08 | 図書館本 読書備忘録 

 あらすじ

まほど世の中の仕組みが複雑ではなかった1970年代。
『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。
鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、
さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。

あれからおよそ30年――。
さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。
二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか? 

2010年の現代を舞台に、10歳から11歳へと成長する二人の変化の兆しと、
子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、
そのきらめきを届ける物語は、2011年の「あの日」へと向かっていく。

著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、
次世代を生きる子どもたちの物語


               

 読書備忘録 

絵とりら

公園で泣いていたメイ

パクチーとカメムシ・・・なるほどね。まあまあわかる。

お母さんが信じているのは自分

お父さんがつぶやいたのは「グリクレル」突然思い出したのね。

大切な物って、さいしょっからすぐそばにあった。教訓臭い「青い鳥」の話だけれどと・・・

繋がっていたのね・・・

なんとなく思うのは・・・明日、晴れますように!

素敵な時間をありがとう。

大きくなりましたね。と読み終わった私のおまじないは・・・

森林ヨガで無の境地!


★★★★☆


お昼はスシローで・・・🍵

2024-11-22 08:09:39 | ソトショク ♪

いい夫婦の日なんだって・・・明日っ!

だからなんだっ!ってことなんだけれど・・・

〇〇は白身魚が美味しかった。とか、さすが〇〇の寿司は旨かった。とか、ホテルの朝食が豪華だった。とか・・・言わせておけばいい気になるから・・・

久しぶりに家に居たからお昼どうする?と、聞いてみた。

どこか行くか?と言うから、行く!

いいよ、何処でも!と言ったから、じゃ、どこそこ!と言ったら、あ、残念!一昨日行った。スシロー行こう!と・・・

だったら初めからスシローと言えばいいのにね。と思ったけれど、あーいいね!で行って来た。

ここの店員さんは皆さん感じいいから好きなお店です。

ごちそうさまでした。


ときどき森へ・・・フライングガーデン 🍴

2024-11-21 08:05:18 | ときどき森へ・・・

 ランチサラダ 

 ランチスープ 

 爆ハン クイーンランチ 

帰りはインター下りてすぐの所にあるフライングガーデンで済ませ帰ってきました。

デミグラスとか和風を食べていたけれど、久しぶりに爆弾ハンバーグを・・・

美味しい

 

ちょっと病気(自覚のない)で休んでいた分、仕事が詰まっていて、うれしい悲鳴!らしい・・・

よく働きます。

病気がわかった時にもう働かなくてもいいのに!と言ったら、何言ってんの!死ぬまで働くと・・・

私は送り出すだけ!

🌳

次に森に入るのはいつになるのかな?

見学されていた家は売れたかのかな?

行ったらどこでランチするのかな?

私は誘われるかな?ひとりで行くのかな?どっちでもいい!

ま!私はどこに居ても同じだから・・・

 

10/23~26


日本橋 金子半之助 と タカキベーカリー ♪

2024-11-20 08:15:11 | パン・お菓子・お食事 ♪

 天丼弁当 

 チョコレーヌ 

行くたびに探していたけれど期間限定でしたね。

 

何日も一人でぷらっぷらしていると・・・お気楽に慣れます。

ほぼ自分だけの時間!だったのが、またご飯の支度が始まります。

そろそろ本気で大掃除ならぬ中掃除を始めなければと思います。

毎日掃除しているのに・・・なぜ物は増える。

鳥海山の麓の、線路はここまで!ってところにちょっと暮らしていたことがあったけれど、雪国では掃除の他に雪投げが・・・

地元の方は、前の田んぼにスコップでスパーっと遠くに投げられるのに、私はスパーっとやっているつもりが、すぐそこにポテっと落ちる。

気が付くと家の前に雪がかたまりとなって、かまくらでも作るんですか?となるわけ!見かねた夫の知人がショベルカーを出して下さって、あっ!という間にきれいに・・・

一緒にやっていたお隣の先生の奥さんに、そのうち上手になるけれど次はいないんだろう?って言われたけれど、次の年は子供おぶってやっていましたっけ・・・

そうそう・・・雪かきするときには黒い頭巾(?)をかぶってするんです。日焼け?雪焼け?しないように・・・

初めてみたときには目だけしか見えないからギョッ!としていたら、西馬音内の盆踊りを教えてもらい見に行ったことがありました。あちこちで盆踊りを見たわけじゃないけれど、頭巾をかぶった盆踊りは、幻想的でとても素敵でした。

なぁんてことを酸ヶ湯のニュースを見ていたら思い出しました。

40年近く前の事・・・

昨日の朝は寒かったけれど、今朝はより寒かった。

暑ければ暑いっ! 寒ければ寒いっ! と文句を言う・・・

温泉誘ってみようかな・・・♨

 


本・薬丸岳 「籠の中のふたり」

2024-11-19 08:13:26 | 図書館本 読書備忘録 

 あらすじ

父親を亡くしたばかりの弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は川越の家で暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るくてお調子者の亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、衝撃の事実を知る。母は結婚前に快彦を妊娠していて、快彦に知られてはならない秘密を抱えていた。そして、出生の秘密は亮介の傷害致死事件とも繋がっていく。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。

               

 読書備忘録 

そうだったんだ。

籠の中から出たではないか・・・

友達やいい仲間がいてよかった。

★★★★★



本・松田青子 「女が死ぬ」

2024-11-18 07:37:41 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

〝あなたの好きな少女〟には、死んでもならない。清楚、母性、包容力……身勝手な幻想から私たちの心身を取り戻す50篇。シャーリィ・ジャクスン賞候補作!


               

 読書備忘録 

「お金」 村の通貨は刀の形!そう、紛らわしいんです。首輪のお金もあるらしいから・・・

「スリル」 こういうドキドキってありますもん。好き!

「パルテュスの「街路」への感慨」 パンが長い。そ、それだけ?面白いっ!

「GABAN1」 マラスキノチェリーって何?・・・あーあれってそう言うんですか。今頃覚えました。

「履歴書」 好き!

「バードストライク!」 人間が鳥に負けないエンジンを開発するなら、鳥はエンジンに負けない鳥を開発するしかない。たまに座席の下に鳥の羽が・・・

「21世紀のティンカーベル」 あれ?ピーターパンは?あーはぐれたのね。好き!

「若い時代と悲しみ まとめ」 あーね・・・私は、若い時代がいちばん良かったと思っているひとりです。肉体が若い!

「魔法」 私の子、幼稚園児の時に魔法使いに会いました。Tくんのお母さんね、魔法使いなんだよ!と、わくわくして帰って来ました。お湯入れたら焼きそばできちゃったから・・・

ちょっと私にはよくわからない!お話や、ちょっと残酷!とっても残酷!もあったけれど、だいたい好みのお話でした。

★★★★☆


ハーゲンダッツ アイスたち ❤

2024-11-17 07:56:00 | パン・お菓子・お食事 ♪

息子がふらりとアイスを持って・・・

どれがいい?

どれも・・・

どれか?って聞いたんだけどね。

はい、すいません・・・ではプリンを!

 

ここのところ夫は仕事に恵まれ、家に居ないこともあって、スマホに通じずイエデンにかけて下さる方がいらして・・・奥さん感じがいいですよね。と・・・

すると夫は、電話はすごく感じいいの!それ仕事にしていた事あってね。と、猫かぶってると余計なことを・・・

それで思い出したのは、OL時代・・・おとなしそうに懐いて来るニャンコをもらって連れ帰ったら、恐ろしくやんちゃで触らせてくれない!と、ご飯の時に撫でようとしたらシャーっとやられたとか、お父さんとお母さんが来ると、玄関で前足揃えて可愛いお目目でお出迎えするから、信じてもらえない。って話を聞いた時、それは猫が猫かぶっているんだわ!なんて話をしていた事があった。

息子の友達の猫が、息子が行くと寄って来て大変いい子アピールするらしいけれど、実はやんちゃで、ネコカフェで気に入ったらどうぞ!だったから連れて来たのに・・・あら猫かぶってたんじゃない?猫が・・・って、前出の話をしてあげたんだっけ。

尻尾二又に分かれたなかった?なぁんて余計なことを言ったら、なにそれ!?そんな猫居るの?と言うから、どうでしょう・・・

 


本・恩田陸 「夜果つるところ」

2024-11-16 07:11:13 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

執筆期間15年のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』の核となる小説、完全単行本化。
「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦がここに結実…!

遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。孔雀の声を真似し、日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。表情に乏しく、置き物のように帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで……。

謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。
『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。


               

 読書備忘録 

 

三人の母がいるがいるが、生みの母、和江が切ない!なんで・・・

「私」がビイと呼ばれたのはビー玉みたいだったから!でも、それは・・・最後にビイと呼ばれるようになったことが明かされます。

幻想的だけれど、ホラーのようだったり、読み手を楽しませてくれます。

「鈍色幻視行」を先に読んで、あ、そう言う事なのね!ってことで読みました。

★★★★☆