作品紹介・あらすじ
新人検事・佐方貞人は、介護していた母親を殺害した罪で逮捕された息子の裁判を担当することになった。事件発生から逮捕まで「空白の2時間」があることに不審を抱いた佐方は、独自に動きはじめるが……。
読書備忘録
佐方の仕事ぶりに、こんなにしてくれる検事さんがいるんだね・・・と毎度思う。
ん?と思ったことはとことん追求するから、次官も大変だろうけれどね。
警察の取締り強化月間というものは月によって点数が倍になる。なるほどね。やたら踏切に潜んでいてウーっ!と出てくるのもそうなのかしらね。なんかここんところ毎日じゃない?って言うのがそっか・・・
昇進試験のそのあとは・・・は、子供のお仲間のお父さんに聞いたことがる。
万引きの話に、え、そっなの?
「信義を守る」時間がおかしい!はそこに行っていたのか・・・なんかとってもとっても切ない。
人は、自分が想像しているより強い。どんなに辛くても、もうだめだと思っても、乗り越える力を持っている。冬に枯れても、春に芽吹く青葉のように、人間も立ち直る力を持っているはずだ。
みんながそうだといいのにね・・・