作品紹介・あらすじ
とある町の、路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。住宅地で暮らす人間それぞれの生活と心の中を描く長編小説。
読書備忘録
つまらない住宅地の、え―――!な、お話
それには脱走犯が必要でした。
人の名前を覚えるのが昔っから苦手だったから巻頭の案内は〇〇家と紹介されているのだが、本文が下のお名前なので、えっとー・・・と住宅地地図と案内をしばらくは見ながらの始末でお時間かかりました。
一番に覚えたのは丸川さん!・・・よそのお家で張り込み案に、なんで? 戸締りでいいんじゃないの?
なにやらいろいろとあるんです。ここの10軒お宅は・・・
つまらない住宅地のすべてのお家は、おっもしろかった。
★★★★☆