本・角田光代 「あなたを待ついくつもの部屋」

2025-01-15 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ母に教わった「バーの味」、夫婦で訪れた憧れの上高地……。
全国3か所の帝国ホテルを舞台に織りなす、めくるめく部屋の物語。

帝国ホテル発行の会報誌「IMPERIAL」で11年間にわたって連載した、42編のショートショートを一冊にまとめました。
幻想的な夢の世界を描くものもあれば、現実の夫婦を描いたものもあり、また過去と現在を行き来して語るものも。42編すべて趣向の違う、角田光代さんの幅の広さを思い知る短編集です。
1話5ページで読める短い文章量ながら、じんわりと心が温まり、時には泣け、時には笑えるストーリーが詰まっています。

(収録作)
クロークに預けたままの、亡夫の荷物。夫の秘密がそこにあるのか――開いた鍵の先に、妻が見たものは(秘密を解く鍵)
半年に一度しか会えない小学校6年生の娘。連れだってブフェに行くも、娘はなかなかマスクを外さない(父と娘の小旅行)
窓から射しこむ朝の光、錆びた流し台にしたたる水滴の音――ホテルで眠る夜、どこかで出会った部屋たちの夢をみる(表題作・あなたを待ついくつもの部屋) 
他、全42編

               

 読書備忘録 

ホテルにはいろいろな思い出がありますから・・・

お別れしたお話に、そっか・・・と思ったり、それもいいわね…と思ったり

50年前に焼岳がオレンジ色に染まっていたのを見たけれど、果たして本当のことだったのかしら?と夫に話したのだけれど、本当でしたね。

だからってそれ見に行くか?と言うとどうでしょうね?確実に晴れます。とわかれば行くかもしれない。が、かなり前に予約をするわけだから、その日が晴れるかどうかなんてそんなに先のことまで分からない。って書いて思ったのは、日帰りすればいいじゃないの?ってこと!長野の人は日帰りするのだから、私達も長野の人になった時に・・・

東京のホテルは、何度かバイキングに行ったり、売店に行ったり、待ち合わせしたりと行ったことがあるだけ・・・

村上シェフはいっときご近所さんでした。ワンコのお散歩で何度かお見かけしていたから、ご挨拶したらやさしく返してくださって、連れているワンコが似ていました。

★★★☆☆