五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

パリの空気

2012年10月06日 | 第2章 五感と体感
夏の間、ほったらかしにしていた髪をどうにかしてもらおうと美容院に行ってきました。

昔のようにベリーショートにすれば、着物を着る時もいちいち上げなくてもいいし、あれこれと気遣うことも必要ないし、、、と、思うのですが、せっかく伸ばした髪の毛を切ると、今回は、死ぬまでショートになりっぱなしになりそうな気がし、そう思うと踏み切れず、せいぜい肩まで切って頂くことで留まりました。

美容院の経営者であり、いつも私の髪をどうにかしてくださる美容師さんは、もうかれこれ14,5年のお付き合いです。ヨーロッパの歴史や美術、建築、写真等の話をし出すと、ハサミを置いて互いに語り出してしまうほど、自分の感性を言葉で表現できる楽しい方です。

今年は夏前に初めてパリに2週間滞在。コンドミニアムを借り、パリをゆっくり歩くことができて大満足だったそうです。

「そうそう、パリは、働きもののパリっ子を知ってから、興味が始まるのよ~~」という共通概念でまた盛り上がりました。街中で多少の生活を味わってみると、それが五感で味わえるのです。

決して大きくないアパートに暮らす庶民の日常に触れると、オンとオフの使い方にメリハリを感じながら、一人一人の哲学とか信念が見えてくるのが面白いのです。
必死に生きることと人生を楽しむことが共存しているということを直に身体で感じる経験をしちゃうのもパリかもしれません。

個々の個性の強さ美しさが、Café文化を生んでいくことも理解できるような気がします。

そろそろ冬支度のパリ。公園の木や街路樹の葉が色付く頃です。

奈良は私の魂の故郷ですが、パリは私に生きていくことの矛先を見据えることを感じさせてくれる刺激を与えてもらう場所です。

人生は旅そのもの~♪なぁんて、ちょっとシャンソンぽく言ってみました(笑)

秋の空気と入れ替わり、秋の気候がようやく落ち着きだしました。夏の疲れは取れているでしょうか?季節の入れ変わりは体調が優れません。ゆっくりとお休みできる時は、ゆっくりすることを意識したいものです。

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