五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

現実を吟味する力

2012年11月07日 | 第2章 五感と体感
自分の置かれている環境や立場、状況は、活動すればするほど多様です。

世界中を飛び回っていれば、人種や宗教の違いで、多様な違いを目の当たりにするはずですが、それにしても、自分が関わる人々は限られています。

ましてや同じ場所に定着して過ごしていると、多様性に気付かず、小さな世界しか見ることができません。

自分が解釈していることや考え方は、自分と他者が別のものであると理解できているだけでも、世界が広がっていくように思います。

メールを含めたインターネットの交流の中で見えてくる他者の個性は様々ですが、一人一人の呟くことを読んでいくうちにその人の個性が一定したものとして見えてきます。

人の言葉は、「ことだま」です。
自分が吐き出す言葉を大事にすることは、現実を吟味する力にも繋がっているように思います。

言葉は、息に乗せられて「ことだま」となるように解釈しています。

息に乗せる言葉をそのままゴミ箱に捨てるように吐き捨てられると、周囲はその人のストレスを直に感じ、不安を感じます。嫌悪感ということもあります。

言葉は尊いものです。

数行であっても、一言であっても言葉によってその人の平素の「思考と感情と行動」が顕わになります。

私自身もそのことを胸に留めて、言葉を発していきたいものです。

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