五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

すすんであかりをつけましょう

2012年11月24日 | 第2章 五感と体感
暗いと不平をいうよりも

  すすんであかりをつけましょう

この言葉は、カトリックの信者でなくとも、どこかで聞いたことがあると思われる方が多いかもしれません。
関東ではラジオニッポン放送が長寿番組として平日毎朝5分間放送しています。
その放送は、今年一万五千回を超えました。

私が初めて聞いたのは中学生の頃でした。深夜放送を付けっ放しにして寝てしまうと、夢の中で心のともしびの音楽が聞こえ、上記の台詞が朗読され、「ああ、、、朝だ。。。」と気付くのです。

そして、昨日ハヤット神父さんが始められた「心のともしび運動」が60周年を迎え、東京カテドラルにおいてミサが取り行われました。

現在はハヤット神父さんは亡くなり、マクドナルド神父さんがこの運動を後継されていらっしゃいます。

心のともしびは京都河原町教会の裏手ある修道院が本拠地です。

毎月印刷している心のともしびの冊子、毎日のラジオ番組、そしてテレビ番組、そしてインターネットを使い、全国に配信しています。

もともとこのラジオ番組は、ハイアット神父さんが自らアイディアを出したわけではなく、京都で放送制作会社を設立したN社のMさんが、毎日毎日自転車で修道院を訪ね、日曜日のラジオ番組で「お話」をしてくれないか、と頼みに来たことが始まりだったそうです。教会は日曜日はミサがあり、日曜日はそちらのほうが大事なことなので、平日五分間だけの時間を使って毎日放送するならOKしてもよい、とハイアット神父さんがおっしゃり、この御長寿番組が始まったそうです。

当初はハイアット神父さんが原稿を書いていたのですが、徐々に同調する文化人が現れ、今のような形になったのです。

生き甲斐の心理学の師匠である植村高雄氏が同じく長きにわたりラジオ番組の原稿を書かれ、しかも今年はテレビの15分番組の出演のため京都に通う事となり、私自身も植村氏の後継者として収録現場に立ち合いたいと思い、4回ほど通わせて頂きました。結果、誰よりも容赦ない出演者様へのダメだしツッコミを言う事となりましたが…(笑いと冷や汗;)

「ほんとうに伝えたいこと」と「発する言葉」のギャップを大いに勉強させて頂いた一年間でした。

そして、マクドナルド神父さんを支えているスタッフの皆様のお人柄に触れさせていただいたと同時に、程好い力加減も勉強させて頂きました。

継続は力なり

気負うことなく、しかも信念に関して妥協を許さない心意気が、これからの私の働き方に大きな勇気を頂いたことは確かなようです。

昨日のカテドラルでのミサに与りながら、粛々と繋いでゆくことの行為を改めて意識した日でもありました。

背の高いマクドナルド神父さんが屈む様に私を見つめてくださる眼差しは、一生の宝物となりました。

お金には代えがたい財産が随分溜まりましたので、この財産の還元をしていくことができればきっと私自身悔いなき人生を送ることができるであろうと、天を仰いだ感謝祭の一日でありました。

心のともしび60周年を心からお祝い申し上げます。

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